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再生-441 [花鈴-45]

「塾と言っても何かを教えて貰う場では無く、意見交換を通して切磋琢磨って感じよね。」
「教えて貰うと言うスタンスだったら、その時点で塾生とは認められない、問題はイデオロギーの違い、特に共産主義、社会主義と言った思想に固執する様な人とは建設的な話が出来なさそうな気がするんだ。
 その辺りも入塾に際しての試験でしっかり見極めて行く必要が有るのではないかな。」
「ペーパーテストと面接の他に討論の場が必須だと思うわ。
 討論会を通して各自の考えを確認、そこに時間を多く取りたいわね。」
「討論会には俺達も参加し、政経塾夜明け前が目指すことをしっかり伝え理解して貰った上での入塾、入塾までのハードルが高いけど希望者は集まるのか?」
「そこはメリットをアピールする必要が有るわね。
 経済面の支援、認められればうちの関連会社で役員になる道が有ったり、議員として立候補する時の後押しを約束するとかは必要だわ。
 口約束では無くしっかりした契約書を作成してね。」
「うん、一人一人違った契約書になっても、全て公開する必要が有ると思う。
 一切隠さないと言う方針を貫かないと社会的に信用して貰えないだろ。
 契約書を作成する作業が塾生になる為の大きな作業となる、まずは自身の契約書案をまとめてみるよ。
 花鈴は塾長だけど、やはり契約書を作成して公開したいね。」
「うん、契約書を作成し公開することによって、政経塾夜明け前が目指すことを伝えられると思う。
 分かり易い解説付きの契約書を公開することを目指すわ。」
「確かに分かり易さは必要だな…。」
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再生-442 [花鈴-45]

「やはり新しい政党の立ち上げは必要よね?」
「うん、今の与野党を再生するより早いとは思う。
 ただ、実績が無いし、党員ゼロからのスタートだろ。
 新しい政党の新人候補が選挙で勝つのは難しいから、そこに一工夫が必要だな。
 塾生が国会中継の解説や新党にはどんな案が有るとかの情報番組を発信をするとか…。」
「真面目だけど楽しく見られる番組が理想ね…。」
「テレビ番組だと大学教授や名の有る人達がもっともらしく解説するけど、そこを塾生が論理的に説明出来たら面白いと思うよ。
 準備は大変だろうけど、それぐらいのことを出来る人でないと、お金を掛けて議員にまで推して行けないだろ。」
「そうね、説得力は政治家にとって重要なスキルだもの。
 無名の塾生に注目を集められるだけの番組を制作出来たら、私達にとっての第一歩かも。」
「いずれにせよ時間は掛かるが…、俺達の活動に賛同してくれる政治家が現れたらどうかな?
 経歴を全部確認して問題の無い人で有れば話が早くなるかもしれないだろ。」
「私達を利用するのが目的で近寄って来る人で無ければ良いけど…。」
「でも、ギブアンドテイクなら…、その人の再選に力を貸すぐらいのことはしても良いだろ?
 新しい政党の一員となってくれることが前提だけど。」
「そんな国会議員を五人集めることが出来れば、国政政党と認められるのよね。
 私達が国会議員の理想と考えてる様な人が五人も集まれば面白くなるけど…。」
「どうなるか分からないが様々な可能性を考えて置く必要は有る。
 充分想定出来たことなのに、その場になってあたふたしてたら信用を無くすと思うんだ。」
「確かに…、その辺りの事も明確に文章で表して置く必要が有るわね。」
「大変な作業に成るだろうが、焦る必要はない。
 我々の構想が社会に認めて貰えるまでには、どう考えても時間が掛かるからな。」
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再生-443 [花鈴-45]

「社会的な信頼度を高める必要が有るものね。
 だから…、行動しながらアピールして行くことが必要かな、例え売名行為だと言われても。」
「まともなことをして行くのであれば、売名行為だと騒ぐ連中は無視して構わないと思う。
 自然災害の度に多額の寄付を行っている人に対して、売名行為だと言う人がいるみたいだが、多額の寄付を行える時点で、売名行為の必要はないだろ。」
「でも、塾として行えるのは多額の寄付では無くボランティア活動ぐらいなのよね。」
「それでも、売名行為ですと開き直って行えば良いのではないか。
 ボランティアとして災害現場を経験したら、議員になった時に生かされると思うし。」
「ただ、ボランティア活動は塾生に強制出来ないでしょ。
 う~ん…、塾生になってから議員に成るまでの道筋をしっかり示しておく必要が有るのだから…。
 ボランティア活動を具体的な活動の一例とするのであれば問題ないのかな。」
「そうだな、経済部門のメインは経営を学び経営者としての資質を高めて貰うことになるが、政治分野では…、国と地方自治体では違いが有るだろうが…、メインの活動として影の内閣、シャドーキャビネットを組織してアピールしたいね。」
「シャドウキャビネット?」
「内閣が進めている政策を、自分達が大臣だったらこうすると発表して行くんだ。
 国会答弁だって、自分達ならこう答えたとね。
 それが常に社会に受け入れらる内容なら、塾生が政治の世界に入れるチャンスが芽生えると思う。」
「内容が良ければ実際の内閣が参考にするとか?」
「それはどうかな…、実力は無くてもプライドだけは有る、なんて大臣が少なからず居そうだろ。」
「確かに…、シャドウキャビネットでアピールするとして…。
 ねえ、人数の問題が有ると思わない?
 政党を立ち上げるなら将来的に与党になって国を動かして行くことが目標でしょ。
 それを考えると塾生は何百人と必要になりそう、でも、そこまで優秀な人を多く集めることは不可能だと思う。」
「だな、国政政党を目指すのなら、俺達が考えてるレベルに届かない人にも立候補して貰う必要が出て来る。
 塾生には党のリーダーを目指して貰い、党を拡大して行く時の原動力になって貰わないと。
 国政だけでなく地方行政も視野に入れるべきだからな。」
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再生-444 [花鈴-45]

「将来的には今思い描いてる、政経塾夜明け前の下部組織的なのも考えないと政党の立ち上げは難しいのかもね。」
「そうだな、今の野党だってそれぞれ巨大な組織だからな。
 その与野党に対抗する新党…。
 まずは国民の意見を聞く所からスタートするべきか…。」
「私達最大の武器、YouTubeチャンネルで問い掛けてみようか?」
「うん、今の段階で、どんな意見が出て来るのか知っておきたい。
 国民の多くは本当に支持したい政党を欲していると思うんだ。
 俺達の新党を、そこに当て嵌めることに成功出来たら、政権与党だって夢ではないと思う。」
「今まで政権を担って来た政党の失敗を糧とすれば、全く不可能な話では無いわ。
 でも…、組織を拡大して行く必要は有るのだけど、組織が大きくなると歪が出て来るのよね。」
「だろうな、不適切発言をしてしまう人も出て来るだろう。
 そんな時に党としてどう対応するのかもシミュレーションして置く必要が有るかもな。」
「その為のスタッフとか考え始めると経費は膨らむ一方だわ。」
「確かに…。」
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再生-445 [花鈴-45]

「とことん真面目な政党を立ち上げるとしてもお金が掛かる、政治とお金の問題って単純じゃないのよね。」
「政治資金がまともに使われていれば問題は無いのだろうが、買収や私腹を肥やす為とかではな…。」
「まともに使う為の資金を集めるのも大変なのでしょ。
 政治家が資金集めの為にパーティーを開くのだって全否定は出来ないわ。
 選挙に勝つ為にはお金が掛かるのだから。」
「みたいだな、でもネットをもっと活用出来たらどうだ?」
「ネットを最も活用してる世代は選挙に対する関心が低いと聞いてるけど。
 政治に対して何の希望も抱けない若者が増えたとか…。」
「確かに、選挙で勝つ為に高齢者を優遇する政策を優先させて来た結果が少子化だとも聞いてる。
 子育て世代に苦労を強いて来た年月は、簡単に取り戻せないレベルで少子化を進めて来たのだよな。」
「派遣社員と言うシステムを広げた結果、正社員として安定した職に就けない若者を増やしてしまったのに、それに加担した総理大臣のことを勘違いして未だに崇めている人がいるそうよ。
 息子さんも良く分からない国会議員だし。」
「知ってる、まあ、今の俺達に出来るのはネットを通してアピールして行くことだろ。
 YouTubeチャンネルを通しての発信と情報収集、過去の事を学習しながらだな。」
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再生-446 [花鈴-45]

 私達は政経塾夜明け前構想と共に理想の政党を生み出せるか、と言う問い掛けを始めた。
 時間の掛かる作業で有っても何もしなければ先へは進めない。

「お兄ちゃん、まともな政党を立ち上げるのは無理、と言う意見は無視して構わないよね?」
「実際無理だとしても、そんな話に耳を傾けていては時間の無駄でしかない。
 大同小異の小異を気にしない優秀な人を集め、現与党にとって代わることの出来る政党を皆で描いてみた上で、その実現に向けた取り組みを進めて行けば良いだろう。
 少なくとも政治について考える機会を若い世代を中心に広げて行きたいからな。」
「既に政治の問題点は色々見えて来てるのだけど、それをどう改善して行くかとなると難しいのよね。」
「政治家としての資質とお金の問題、選挙制度そのものにも問題が有るからな。
 法律は時代に合わせて改正して良いのだけど、法律用語の中には本当に日本語なのか疑わしいものもある、曲解されない為だろうが、一般人が理解しにくいのはどうかと思うな。
 憲法に於ける自衛隊の扱いなんてひどいもので子どもでも理解出来る条文にすべきだろ。」
「うん、裁判ともなると法の解釈で争うことも有るのよね。
 利害関係が絡むから簡単に妥協出来ないのだろうけど。
 損得勘定で動く人ばかり、恵まれた生活を送りお金には全く困って無いのに、人を騙してでも金を稼ぎたいと考えてる人も居る。
 お金に困っている人の悪あがきならまだ分かるのだけど。」
「足るを知ることの無い人達は、特にお金持ちで無くても普通に生活出来ることに満足してる人達の感覚は理解出来ないのだろうな。
 様々な人が存在する社会を安定させ、皆が心豊かに暮らせる平和な国家を造るのは難しいが、難しいからこそ、そこに近付ける努力をする必要が有ると思う。
 それを怠ると社会を悪い方向に向かわせると思わないか?」
「そうね…。」
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再生-447 [花鈴-45]

 政治家に関するお金の問題で、提案してみたのは政治活動に関する資金管理機関を立ち上げ、党所属議員の納税を含めた資金の管理を行いながら、法的に不適切なお金の動きに気を配って貰うと言ったこと。

「花鈴の提案には賛成する意見が結構有ったな。」
「自身の活動に直接関係する法律を良く分かって無い人が議員になることも有ったみたいだし、本気で政治に取り組みたい人なら、選挙資金の事なんて、細かい所まで考えていたく無いと思うの。
 政治家の資金は第三者が全て公開しながら管理、それを監査する機関を別途設置なんて無駄で馬鹿げてるけど、そこまでしないと政治家になった人達は不正に走ってしまうでしょ。」
「本人が気付いてないケースも有るからな。
 確かに、本当に真面目な人なら自己資産の事より政治上の問題と真摯に向き合っていたいと考える筈、本物の政治家が政治の事だけに集中出来る環境を作るべきなのだが、そこに選挙が有る…。」
「所属政党によって判断され、組織の意向に従ってとか…、社会全体にとって本当に相応しいと思う候補者に投票している人の割合は分からないけど、落選した人の中には社会の為を考えたら当選すべきだった人が居たかもしれないと思うの。
 でも、その人を充分にサポート出来る体制が無かったから落選。
 政治家を目指すには、そんなサポートを自力で作り出して行く能力が必要なのかも知れないけど、その過程で変なしがらみが増えて行くのだと思わない?」
「しがらみか…。
 政治家本来の仕事が満足に出来なくても、取り敢えず人当たりが良く上手く立ち回れる人が当選する。
 その結果誕生するのは人間的に問題が有り、任期途中で辞職する様な政治家。
 自分勝手な輩もいるだろうが、しがらみに縛られてた人がいたとしても不思議ではないな。」
「真面目で能力有る人が政治家として当選し易い環境を作って行かないと政治の再生は無理でしょ。」
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再生-448 [花鈴-45]

 私達の提案に乗ってくれたYouTubeチャンネルの視聴者からの案には…。

「資金管理だけでなく秘書なども一括管理する党の機関、と言うのは有りだな。
 元々議員は個人事業主みたいなものだから自己判断、それ故、秘書の扱いは議員によって差があるみたい、議員によるパワハラが問題になるぐらいだからな。」
「そんな人は、議員になって偉くなったと勘違いしていたのでしょうね、秘書のことなんて家来ぐらいにしか考えてなさそうだわ。」
「秘書には公設秘書と私設秘書がいるだろ、公設秘書は公務員だから問題無いけど、私設秘書は議員個人が雇っている訳だから実態が良く分からず、不正行為に関係していたことも有ったみたいだ。
 そこを党として思いっきり改革し、私設秘書も党機関の一員として研修を行い給料を含め一括管理し、議員の問題行動をすぐ報告出来る体制を作る。
 議員はその意味を理解した上で党に私設秘書の経費を納める。
 親族や知人は私設秘書に出来ないとし、私設秘書には、将来的に議員を目指す人を積極的に雇い、人を育てる場とする。
 政経塾夜明け前の出身議員が、この形のメリットを充分理解してくれていれば、議員秘書として経験を積んだ人が立候補出来る。
 落選したら秘書に戻れば良いのだから、生活の不安定さは軽減されるだろう。」
「今までそんな考えが無かったのは、議員が個人の集まりだからなのよね。
 会社員なら組織が有って管理出来る部分が、管理されて無かった。
 新しい党の運営機関として資金や秘書を一括管理、そこに法的な問題は無いのかしら?」
「無いと思うし、もし問題が有るのなら、新たに法整備を進めれば良いのでは無いかな。
 陰でこそこそしたい人にとっては不必要なシステム、それを完成させれば、問題を起こす議員を減らすことが出来ると思うよ。」
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再生-449 [花鈴-45]

「問題は党の管理機関を維持して行くお金よね。」
「だな、国政政党になることが出来れば何とかなりそうな気がするが、そこまでの道のりは遠い。
 何か稼げる手段はないのか?」
「う~ん、YouTubeチャンネル以外だとグッズ販売かしら。」
「まずはYouTubeチャンネルと言うことか?」
「勿論よ、宣伝をしながら収入を得られるのだからね。
 チャンネルの視聴者が増えれば、グッズ販売も馬鹿に出来ないレベルになると思うわ。
 党を立ち上げることが出来たら、そのイメージを高める為のグッズを用意しないと駄目でしょ。
 選挙の時には実績や能力では無くイメージの良さを基準に投票する人が居るのだから、党のグッズとして売れる物を開発しないとね。」
「その辺りが選挙制度の問題点でも有るのだけどな。」
「中身は空っぽでもイメージ戦略に長けたスタッフがいれば当選、私達は能力的に高い人をより当選に近付ける為に戦略を練って行くのだけどね。」
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再生-450 [花鈴-45]

「その辺りは綺麗ごとだけでは済まないのだよな。
 こちらの戦略に反して悪意あるデマが広がってしまうと、根も葉もないことでも人々の心に悪印象として残ってしまう。
 そんな時は費用が掛かっても法的手段に訴えて行くしかないだろ。」
「そうね、裁判を起こし勝訴したとして、訴訟費用がどの程度回収出来るのか疑問では有るけど、悪いイメージと言うのは単純に計算出来ないわ。
 デマを平気で流す様な人は経済力に問題が有るかもだから…、その辺りはどうなのかしら?」
「微妙だよな、デマを流されたことによる社会的経済的損失は信じた人が多ければ莫大なものになる。
 裁判所を始め、そこを過小評価してる人が多い気がするよ。
 我々が立ち上げる党では、その辺りの法整備を進めて行くことを主張して行くのも有りだな。」
「デマによって苦しめられた人達の状況を紹介しつつ、更なる法整備の必要性を訴えて行くってこと?」
「ああ、やはり党として世の中を良くして行くと言うアピールは必要だ。
 パソコンの迷惑メールホルダーには明らかに詐欺目的の怪しげなメールが届き続けているが、それが減らないと言うことは対策が全く追いついて無いってことだろ。
 俺達みたいに、そんな迷惑メールを無視してる人ばかりではないだろうから、どこかで被害が出るかも知れないし、そんなメールを送ってお金儲けしませんかって勧誘してる奴らが、メアドを売って儲けてるだけかもしれない。
 実際に迷惑メールを送ってる馬鹿な連中も被害者かもって思うよ。」
「メールを送って儲けるだけの美味しい話だからと言って勧誘してそうね。
 同じタイトルの迷惑メールが複数のメアドから届くのだから…。」
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