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二学期-261 [花鈴-27]

 田中社長と交代する形で私は井上さんとの話を終了。
 社長が三十分程話をしてる間に自分の課題を終えて…。

「田中社長、他の方も井上さんの様な感じなのですか?」
「ええ、皆さんYouTubeチャンネルを良くご覧になられていて花鈴姫のファンばかりです。
 何かしらの事情が有って転職を考えておられる方々ですが、モニター越しに話した印象は真面目な方ばかり、色々計算をした上での企画書で、しっかりした計画案を提示して下さった方は年明けから私達の仲間になって頂くことを決めました。
 井上さんも企画がしっかりしていて、我々の方向性を理解して下さっていますので、年明けに家族で遊びに来て頂き、通販事業担当者と話して貰う話をしておきました。
 宿泊等の費用はこちらで持ちますと話したところ、学生達の合宿所で泊まることは可能ですかとのことでしたので、学生と相談します。」
「彼女は学生達の活動にも興味が有るのですか?」
「その様でしたが、旦那さんに学生時代のピュアな感覚を思い出させたいとの明確な理由が有り、こちらとしては滞在費を浮かせられますので学生達の了解さえ得られれば問題ないのです。
 幼い子を持つ若い夫婦の話は学生達にとってもプラスになると思いますし、三歳児と向き合うことも彼らにとって良い刺激になると思いませんか?」
「そうね、普通に大学生生活を送っていたら経験出来ないこと、私からも是非受け入れてくれる様に話しておきます。」
「では、決まりですね、彼らが姫からの依頼を断るとは思えませんので。」
「でも…、私には彼らを顎でこき使ってるイメージが付いてしまっているのかしら?」
「かも知れませんが、姫の指示は論理的です。
 感情的では有りませんので、それ程悪い印象を持たれているとは思いません。
 むしろ、姫の指示を受けて動く大学生と言う構図が…、時に姫に教えられてなのですから、微笑ましいと言いますか、動画編集者も上手く編集して姫を憧れの存在として描いていてると感じています。」
「憧れられる存在か…、少しプレッシャーを感じるけど、今の自分で問題ないと言うことなのね。」
「緊張感のない男子学生に対して、もう少し厳しくしてくれるとYouTube動画がもっと面白くなるなんて話を耳にしましたよ。」
「う~ん…、一応可愛く愛らしい女の子路線で行こうと思っているのだけどな。」
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二学期-262 [花鈴-27]

 確かに緊張感のない男子学生はいるが、厳しくと言われても困る。
 要所要所でお願いして来たことが、私からの指示にと変化して来たのは、彼らから効率を上げる為にも遠慮なく指示して欲しいと乞われたから。
 私が指示する時の言葉遣いは小学生が大学生にお願いするのだから当然丁寧なもの、そこを厳しくと言われても、どう話せば良いのか分からないのだ。
 そんな話を一か月ぶりに来てくれた藤井さんに。

「問題の有る学生がいると感じて、姫に何とかしてくれでは情けないですね。
 今は田中社長が耳にしたと言う程度なのですからスルーして構わないですよ。
 学生から直接姫に話が来たら、自分で解決するよう指示して下さい。」
「ですよね、学生達の中には温度差が有り、何事にも熱心に取り組む人と、緊張感のないマイペースな人が居るのですが、私にはマイペースな人を否定する気が全くないのです。
 マイペースと言う言葉はのんびりした人に使われがちですが、菜園での作業を人の倍ぐらいのペースでこなす人も、これが自分のマイペースだと話しています。
 目に見える手作業はゆっくりでも、頭の中で多くのことを考えている可能性を否定出来ないのです。」
「あっ、そう考えられる姫は素適です。
 脳を使う作業に集中してる時って、傍から見たらぼーっとしてるだけだと思われても仕方ないのですから。」
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二学期-263 [花鈴-27]

「その辺りは人それぞれで、散歩が哲学の時間だったり、何気ない単純作業が思考の時間の場合も有ると聞いています。
 私自身、活発に脳内作業をしてるのは低学年の子達が遊んでるのをぼんやり眺めている時です。」
「ぼんやりですか?」
「低学年の子達は見てて上げるだけで嬉しいのです、安心するみたいで。」
「う~ん…、お母さんに見守られてる感覚と同じものを姫に感じているのですね。」
「ええ、たまにお母さんと呼び間違える子がいますから、藤井さんはそんな経験有ませんか?」
「有りました、お父さんでは無くお母さんなのですよ。
 それだけ母親の存在は大きいのだと感じました。」
「藤井さんは父親の役割母親の役割を考えたことは有ります?」
「特には有りませんでしたが、言われてみると考察すべきことかも知れません。
 男女平等の建前は有っても様々な不平等が有りますが、その根底には男尊女卑の歴史が有ります。」
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二学期-264 [花鈴-27]

「元々有ったオスとメスとの力関係が、人間社会が発展しても残っているのでしょうね。
 肉体労働の現場ならいざ知らず、性差が問題にならない仕事が増え、徐々に男女平等の意識が広まっては来てるのでしょうが。
 それでも男性は子を産むことが出来ない訳で、男女がその役割を分担するすることは自然なことだと思っています。」
「ですね、それぞれ得意不得意が有るのですから。」
「藤井さんは国会議員に女性の比率が少ないことをどう思われます?」
「はは、そんな質問を小学生からされるとは…。
 やはり昔から続く社会環境が一因だと思います。
 慣習を重んじる人達は自分達が担ぎ上げた議員の子に跡を継がせようと考える。
 それが一番安心なのでしょう。
 跡取りと言えば、まずは男子と考え…。
 結局議員を取り巻く環境は古いままなのですよ。」
「目立ってる女性議員にも問題は有ると思いませんか?」
「えっ?」
「与党の失態をひたすら追求する姿勢が醜くて。」
「姫はそんな国会中継も御覧になられているのですか?」
「たまにですが兄に勧められ一緒に。
 それぞれの思惑を見極めようとしています。」
「そうですね…、そこまで政治に関心を持っていませんでしたので…。
 姫は将来政治家も視野に入れているのですか?」
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二学期-265 [花鈴-27]

「政治家は意識していませんが人間社会を知ることは私の一つのテーマ、国会議員と言う特別な職業に興味が有り、彼らの資質にも。
 選挙に勝つ能力を必要とする訳ですが、必ずしも本人の才でなくとも、選挙で勝たせる才の持ち主が居れば当選出来る、当選後の姿は様々で、国会の場でやじったり寝てたりと、国民の代表とは思えない人も。」
「確かに国会議員として必要な資質は良く分かりませんね。」
「ええ、普段何をしてるのか伝わって来ないですし、不祥事が表沙汰になった時は…、選挙違反かお金に関することか…。
 その辺りに男女は関係ない気がします。
 結局は政治の世界が男社会で女性の政治家を正しく育てる環境が整っていないから、国会議員本来の仕事より、与党を貶めることに力を入れる女性議員が目立ってしまっているとか。」
「姫、そもそも国会議員になるのには日本国民で有ることなどの条件を満たしていれば良いのですから、選挙に勝てさえすれば、その能力は全く問われないのです。」
「でしたね、重度の障害をお持ちの方でさえ務まる国会議員って謎な気がします。
 シンボル的な役割は果たせても、それだけな気がしまして。
 女性議員も同様な扱われ方をしてる時が有ると思うのですが。」
「大臣を選ぶ時とかですよね、もっとも、大臣には実力で選ばれる人と別の理由で選ばれる人がいる様で、その分野のことが全く分かって無い人が任命され、これから学びますとか。
 結局能力の低さが露呈して政治家の質が低いと国民は知ったのですが、与野党通して頭の悪さを感じさせられることが多々。」
「本当に頭の良い人は政治家と言う道を選択しないのかも知れませんね。」
「ですね、アメリカの大統領選挙を見ていても、ご老人と問題の有る人の一騎打ちになったり。
 そもそも理想の指導者と言う存在が出にくい社会になっているのかも知れません。」
「そんな状況で、まともな女性国会議員が増えるとは思えないわね。」
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二学期-266 [花鈴-27]

「政治家を必要悪と話す人もいます。
 社会制度を維持するには必要な存在なのでしょうが、時として…。」
「政治家が私利私欲に走ったり誤った判断をすることが有っても政治家がいないと社会が成り立たない。
 利害が絡む法律の制定ではそこを色々調整する必要が有り、そこに利権が絡むのよね。」
「はい、バレない事を前提に贈収賄が行われる訳です。
 選挙の時には思いっきり綺麗ごとを話していた人がお金の誘惑に負けてとか。」
「いっその事、贈収賄を法的に認める代わりに、そこを公にして多額の税金を掛けるってどうかしら?
 勿論、隠したらアウトで。」
「お金の力を許すってことですか?」
「贈賄側が損益分岐点をどう考えるかだけど、頑張って賄賂を受け取れる立場になった人がその恩恵を得られないと役人の質が落ちるとか無いのかしら?」
「天下りが批判され、官僚の激務が話題に成っていますから、この先、優秀な学生から官僚と言う選択肢が減って行くかも知れませんね。
 頑張れば賄賂を受け取れる…、現実的では無いですが。」
「そもそも官僚を目指す人達って、どんな人生設計を考えているのかしら?」
「学生時代と官僚になってからでは価値観が大きく変わるのでは無いのでしょうか。
 実際に働き始めると綺麗ごとなんて言ってられなくなり、そこにお金の誘惑が。
 政治家も同じだと思いますね、初めて当選した時の初々しい気持ちはやがて消え去り、次に落選したら収入が一気に減るとかに気を取られ…。」
「民主主義的選挙制度の欠点かも。
 議員としての職務より、次の選挙で当選する為の行動に重きを置いていて良い仕事が出来るのかしら?」
「う~ん、確かに…。」
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二学期-267 [花鈴-27]

「政治家って本当に頭の良い人は選ばない職業なのかもね。
 少なくとも安定志向の人は考え無さそうだわ。」
「ですね、それでも社会の為に役立とうと立候補するのでしょうが。」
「そう言う人は落選しそうだな。
 組織がしっかりしてて利害関係上当選確率の高い人が普通に当選するのでしょ?」
「かもです…。」
「女性議員はその辺りが弱いのかも、夢見がちな理想論では選挙に勝てないと思うわ。
 そもそも、現職議員は様々な方策を練り次の選挙に備えているのですから、新人の女性候補は、それなりのバックがないと当選は難しい、逆に言えばバックアップがしっかりしていれば多少能力に問題が有っても当選出来てしまうのよね。」
「みたいです、公職選挙法を把握せずに当選した人が違法行為を指摘されるケースも有りますから。」
「藤井さん、私達の仲間を国会議員や地方議員にと考えたら、そこまでのプロセスはイメージ出来ますか?」
「う~ん、考えたこと無かったです…。
 でもこの地を本当に変えるので有れば、そこまで考える必要が有るのかも知れません。」
「でもね、国会議員って国の為にと考えるべきで、一地方の為に動くべきでは無いと思うの、選挙に勝つ為には選挙区の為にとなるのでしょうが。」
「そこも…、選挙制度の弱点かも知れませんね、地元への利益誘導を行えば、次の選挙で優位に立てますから。」
「それが国全体にとっても有益なことで有れば全く問題ないです。
 でも、そんな話は無いですよね。」
「それでも姫は仲間と呼べる人に国会議員や地方議員になって欲しいと考えているのですね?」
「ええ、父はここの再開発に関して色々な人達と接して来たそうですが、理解して貰うのに時間が掛かったそうです。
 私達の考えを理解出来ない人には落選して頂かないと。」
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二学期-268 [花鈴-27]

「やはり女性議員を?」
「そこは微妙なのよね、女性に拘り過ぎて能力的に低い人を立てるのもどうかと思わない?」
「ですね、周りに優秀な人を配置するにしてもその人達を上手くまとめ上げる力は必要、その優秀な人の集団を作り上げるのも簡単ではないですよね。
 影響力を発揮するには政党に所属する必要が有り、そこで認めて貰う必要も有ります。」
「私達にとって都合の良い議員を誕生させるのは難しいのかな?」
「既に議員として活動してる人を利用した方が早いかも知れません。
 次の選挙に向けて支持を広げたいと考えてる人がいるでしょうから。」
「そっか、でも、どの政党に所属していてどんな考えを持っているのか…。
 それと、人口の少ないこのエリアは選挙戦では重視されないだろうな。」
「市役所の有る辺りとここでは人口密度に多きな開きが有りますものね。
 でも…、この地の事を思ってくれる人を増やすことが出来れば、今でも紅葉の名所として隣のエリアを訪れる人は多いですし、そこから足を延ばしてここまで来る人も。
 過疎地の事も考えられる議員と言うのは有権者に対して悪いイメージは持たれないと思いませんか?」
「そうね、少し真面目に私達の役に立ってくれそうな議員が居ないか調べてみるわ、藤井さんも手伝ってくれるでしょ?」
「ええ、社会学的視点で視野を広げることは自分にとってもプラスになると考えていますから。」
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二学期-269 [花鈴-27]

 クリスマス、彼氏彼女と過ごす予定の無い学生達が集まるパーティーに招待された。
 お酒を控えめにする為の要員でも有ると聞かされたが彼らと接することは自分にとってもプラスになると考えている。
 それは、学習意欲が弱くて学歴を軽んじた叔父が、学歴云々より民度の問題が有ると話してくれ…。
 学習に対する意欲は弱かったものの能力的にはもっと上の高校を選べる力が有った叔父は高校で出会えた人達のレベルに残念な思いをしたそうで。
 付き合うならハイレベルな人を中心に幅広い人達と交流すべきと言うのが叔父の持論。
 初めましての人は苦手だな~、と思いつつも頑張っているのは、叔父からこの機会を活かさないと損だと諭されての事でもある。

「姫、始めて会った頃より背が伸びましたよね。」
「そうね、何センチかは。」
「伸びたのは背だけじゃないわよ、私が春に話した頃もしっかりしてたけど更に、会社の会長職をこなしてるからか、他の子達とは大きな差が、花鈴姫自身は感じてる?」
「そうですね、日々多くのことを学べてるのは皆さんのお陰だと思っています。
 大学生の方々と多く接することが無かったらもっと視野の狭い子どものままだったでしょうね。」
「子どもか…、時々自分以上に大人だと思ってしまうのだけどな。」
「それは、あなたが子ども過ぎるから当然でしょ。
 姫は社会学的見地から様々な角度で物事を捉えているのだから…、姫は論文を書いてみるとか考えていないの?」
「宿題の作文は書き終わってるけど…、論文ってどんな感じなのかしら?」
「研究しているテーマをまとめるって感じかな。」
「いやいや、論文でなく、ここでの活動を紹介する本を出版しても良いと思う。
 姫にはそれだけの力が有るし、何も全部一人でやる必要は無い。
 絵梨ちゃんと二人で書いても良いし、姫が本を出すのなら自分はバックアップしたいな。」
「本か…、小学生の書いた本が売れるのかしら?」
「小学生の書いた本だから売れるのですよ。
 過疎地の再生を考える小学生の話を中心に、これまでのエピソードを盛り込めば良いのだから、そんなに難しく無いし、難しい話を分かり易く説明する能力が姫には有ります。」
「姫、有かもよ、うちの父は出版社の人と懇意にしてるから話を持ち掛けてみても良いですよ。」
「黒字になるので有ればやってみたいかもだけど…。」
「今までの記録は残して有るのでしょ?」
「勿論。」
「ならそれを整理し面白エピソードを強調すれば行けると思うわ、スーパー小学生が本を、私の卒論テーマにしようかしら。」
「山川はもう卒論を意識してんだ、俺も卒論は姫にしようかな。」
「う~ん、私を卒論のネタにするの?」
「普通の小学生をネタに書くより楽しそうだからね。」
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二学期-270 [花鈴-27]

「それより本を出すのなら私も協力したいわ。
 小説を書く訳では無いのだから姫を中心としたチームで仕上げても良いのでしょ?」
「だよな、自分は写真で参加させて欲しい、高校時代は写真部の部長でね、使えそうな写真のストックは有るし、姫の希望に応じた写真を撮れると思う。」
「ねえ、姫、アウトラインの案を出したら真面目に考えてくれる?」
「そうね、この地に注目を集めることに繋がり黒字に出来そうならチームを組みたいかな。
 絵梨も乗るだろうし。」
「山川は出版社とどうなんだ?」
「姫さえ良ければ直ぐにでも連絡を取るわよ、うちでも姫のことは話題になってるの。
 才能有る小学生には様々なことを経験して欲しいものだって、父がね。」
「俺も、経験してみたいかな、姫とでなければ経験出来そうにないこと、それが将来役に立つかどうかは分からないけど、自分にとってプラスにはなると思うんだ。」
「自分達が納得出来ないレベルではダメだけど、そんな仕上がりにはさせない。
 我々のあらゆる伝手を使って自信を持って売りまくれるものに仕上げれば絶対黒字に出来ると思う。
 姫、チャレンジしようよ。」
「そうね、まずは大人達を動かせるだけの準備を始めましょう。
 山川さんがお父さまや出版社の人に働き掛けることの出来る資料作りからかな。
 その為のリーダーは編集長と呼べば良いのかしら?」
「ええ、出来ればやらせて頂けると、姫をがっかりさせる様なことはしませんから。」
「編集長は山川で良いと思うが、副編集長は絵梨ちゃんにしないと怒られるぞ。」
「じゃあ俺達は編集委員だな、山川がざっくり目次的なものを作ってくれたら分担してそれぞれの項目の流れを作り、姫に仕上げて貰うって感じでどう?」
「問題無いけど、作業の様子は極力動画で撮影しておいて欲しいの、YouTubeチャンネルで宣伝する時に使える様に。」
「了解、そっちの整理は俺に任せてくれ。」
「本格的に動き始めるのは春休みなってからかな、この件に時間を取られて単位を落とされてはね。」
「姫、私は直ぐに動き始めますが、単位を落とすなんてへまはしませんのでご心配なく。
 確かに作業ペースとしては皆で春休みにじっくり取り組んだ方が良いと思います。」
「私は大学生の春休みに合わせて資料の整理を試みます。」
「姫の負担にはなりませんか?」
「大丈夫ですよ、編集長のイメージに合わせて今まで貯えたデータを整理し直すだけですから。」 
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