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振り返りながら-01 [このブログのこと-01]

「ねえ、私の名前はどうするの?」
「う~ん、取り敢えず、お梅とかでどうだ?」
「え~、何か年寄り臭いわ。」
「不思議なんだよな、桜なら若い女の子の名前として違和感が無いのに、梅だと古風な感じがする、で何歳だっけ?」
「そうね、永遠の十七歳ってどう?」
「十七ね…、まあいっか。
桜という名前はどこかで使ったから…、う~ん…、今は秋だから亜紀とでもするか。」
「亜紀か、まあ良いけど、このブログには色々な登場人物が出て来たでしょ、やはり名前はいい加減に付けてるの?」
「ああ、なるべく知ってる人物と被らない様にしてるけどね。
嫌な人物には名前を付けずに役職名とかにしている事が多いから、同名の人を傷つけていないと信じたい。」
「秋だから亜紀って安易だけど、漢字は選んだのかしら?」
「勿論さ、あきと打ち込んで変換された中からね。」
「で、永遠の十七歳、亜紀は何故ここに?」
「私の話し相手さ、どうせ暇だろ。」
「どうせってのが引っ掛かるわね、ちゃんと高校生とか働いてるとかの設定にしてくれないの?」
「じゃあ高校生と言う事にでもしておくかな、で、おバカ系は好きではないから宜しくな。」
「はいはい、それで『振り返りながら-01』『このブログのこと-01』となってるという事は続けるつもりなのね。」
「まあな、例えば『ジャパネットの働き方改革』
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191124-00000006-nikkeisty-bus_all&p=1
なんてリンクを張って話してみたりとかね。」
「ふむふむ、このブログでも企業の効率化とか適当に書いてたわね。」
「うん、そんな中で十億の利益目標を五億にして五億を社員の福利厚生にといった様な話を何処かで書いたんだ。
そんな事を考える経営者なんて、いないだろうと思いつつね。
そしたら、『うちは上場企業でもないので、そこそこ業績が良ければ社長である私に報酬があります。ではあと5億円の利益が上がれば自分が幸せなのかと考えると、そのときにお客さんがハッピーで社員もハッピーでなければ意味がないと感じたのです。』とあってね、この精神だと思うんだ。
経営者の多くがこう考えていたら、日本はもっと心豊かな国になっていたと思わないか。」
「利益を上げる事は大切だけど、ブラック企業じゃダメって事でしょ。」
「まあ、企業も生き残って行くのは大変なのだろうけどね。」
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振り返りながら-02 [このブログのこと-01]

「ねえ、振り返りながらと言う事は反省会なの?」
「まあ、そういう意味合いも有る。
このブログはスタートから何度かの中断や、文が書けなくて写真という時期もあってね。」
「随分雑よね。」
「ああ、否定しない。
まあ、自分の気晴らしで書いて来たからな。
諸事情により挫折したお話も有る。」
「カテゴリーは単純に下が古いと言う訳でもないのね。」
「うん、まあ、長いお話はLentoが一番古いかな。」
「切っ掛けは?」
「そうだな、貧乏だからお金持ちの話を書こうと思った。
ただ、お金持ちの事情が良く分からなくて、失敗している。」
「どの話でも、やたら美人が出て来るよね。」
「まあ、その方が楽しいだろ、取り敢えず可愛いとか美人とか書いとけば、読んでる人は自分の基準で想像して下さるかも知れないし。
う~ん、亜紀は可愛いから美人へ変わって行く途中だね。」
「はは…。」
「Lentoでは店のシステムを想像し、どんな人達がどんな風に働いていたら楽しいか考えていた。
そして和音と言う天才ピアニスト、そう天才も好きなんだ、自分は頭が悪いから。」
「天才ピアニストと書いてしまえば…、文章だと誰もその演奏を聴くことはないものね。」
「うん、演奏を文で表現しようとしたことも有ったが失敗している。
でも天才ピアニストを想像するのは楽しかった。
そこから発展させて行く内に組織が出来上がり、その組織の可能性に目が行き始めた。
社会学的考察をお話の形で表現というスタイルの始まりだね。
もしお金持ちのお嬢さま方が社会問題に真剣に取り組んだらという想像の世界。
文才が無くて小説は書けないが、お話の形で社会問題と向き合って行こうかと。」
「テーマは雑多だけど、確かに社会問題に関係するお話しかな。
でも、あまり掘り下げているとは思えないのだけど。」
「広く浅くが身上なのと、ろくに調べもせずに想像だけで書いて来たからな。
掘り下げてると疲れそうだし。」
「あくまでも気晴らしなのね。」
「そういうこと、行き当りばったりで起承転結なんて考えられないから、終わり方が超下手でね。
その時の調子にもよるのだけど。」
「だから小説は無理なのね。」
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振り返りながら-03 [このブログのこと-01]

「終わり方の失敗例は『権じいの村』だな。
十回を一括りにしてLentoよりはまとまった形に出来たのだけど、エピローグの頃、有り得ない話の最期は主人公が暗殺される様なイメージしか湧いて来なくて挫折。
楽しく書きたいから嫌な出来事は起こしたくなかったんだ。」
「エピローグだけ四回で半端なのはそういう事か。
長編じゃないけど『ぽっぽのぴっぽ』は、その前に書いたのでしょ。」
「ああ、童話風だけど内容は大人向けのつもりで書いた。」
「十一回だけなら、このブログの中で一番まとまってると思ったわ。
テーマもはっきりしてるし。」
「有難う、『ぴっぽと』で失敗したのだけどね。
『ぽっぽのぴっぽ』だけ読んで、続編を読みたいと言ってくれた子がいたのだが、まともな続編が全く思い浮かばなくてね。」
「その辺りに限界が有るのか、で、その子って?」
「当時高校生だったかな、まあ君と同じくらい可愛い子だったよ。」
「はいはい。
それで『権じいの村』の切っ掛けは?」
「過疎の問題を研究した訳では無いのだけど、大学の研究室を一つの過疎地に集中させたら、過疎地の一つや二つ、簡単に賑やかに出来るのではないかと思い至ってね。
非現実的では有るのだけど、農学部の農場や土木、建築、老人福祉などの研究室が大学の垣根、学部の垣根を越えて協力したらなって。」
「現実的ではないのね。」
「まず、強いリーダーが必要なのだが…、実現出来たら学生達の視野が広がると思って書いていた。」
「教育関係はあちこちで出て来たわ。」
「まあ、主張したいことの数は多くないけど…、亜紀は進学希望なの?」
「地元の国立『化け猫亭』小夜さん達の母校が第一志望かな。
『化け猫亭』では実際の学校名が出て来ていて他とは違うと感じたのだけど。」
「あえて名古屋を出してみた、一応、全国的に名前が知られていそうな学校を中心にしたけどね。
そうそう、将棋の藤井聡太七段にもご登場して頂いたが、彼が中高一貫の私立高校に通ってるという勘違いをしばしば目にするんだ。」
「国立よね、名古屋大学教育学部附属高等学校。」
「うん、何か進学校とかいう文字も目にするが、あまりそういうイメージはなくてね。」
「誤解?」
「昔の話だから今は知らないが、そこの生徒と話した事が有ってな、教育学部の目的を考えたら、進学の為の学校では駄目だろ。」
「あっ、そうよね。」
「だから中学入試には抽選の要素が加味されていると聞いていたんだ。」
「頭が良いだけでは駄目なの?」
「運が有れば学力的に劣っていても合格出来るシステムだと、今はどうなのか分からないがね。」
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振り返りながら-04 [このブログのこと-01]

「中途半端な終わり方は『F組三国志』もでしょ。」
「ああ、出だしは良かったが、色々失敗した。
登場人物を増やし過ぎたし、構想に無理が有ったな。
高校生を爽やかに描きながら、学校生活が楽しくなる方法を考えてみたり、そこから組織を発展させてと思っていたが、結局、どうエンディングに持って行けば良いのか久しぶりに読み返してみても思い浮かばないんだ。」
「最後の方で急に話が広がった気がするわ。」
「う~ん、そうだな…、最近書いてたものより、途中まではじっくり書けてた気もするが、気持ち的に余裕の無くなった時期だったかな…。
何とか締めくくりを書きたい気もするのだが…。
ねえ、亜紀の高校生活はどう?」
「そうね、天才のいない普通のクラス、校則が厳しい事も無くて生徒の自主性を重んじてくれてる高校、F組みたいな訳には行かないけどそれなりに充実してるわ。」
「やはりみんな進学をプレッシャーに感じているのかな?」
「人それぞれだと思う、私は親が学歴を気にしない人だからそれ程でもないわ。」
「将来の目標とか有るの?」
「教育に興味は有るけど、現場の実態がブラックだったりするでしょ。
一応、このブログの教育に関係する部分は自分でも掘り下げてみたいと思ってるけどね。」
「嬉しいね、夢物語みたいな話が多いけど教育改革は進めて行くべきで、特に義務教育期間の無意味な授業は減らして行くべきだと思うんだ。」
「それには賛成、中学の頃、学年順位一桁の私と、やる気がなくて授業妨害する人が同じ教室で同じ教師の同じ授業を受けなければ行けないなんて無駄が多過ぎると感じてた。
参考書を見れば理解出来る事をくどくど説明する教師もいたしね。」
「高校ではどう?」
「各中学の上位者が切り取られている訳だから全然違うわ、私達を大人扱いしてくれる教師も少なくないしね。
まあ、推薦で入学した人の中には苦労してる子もいるけど。
真面目さと学力が比例するとは限らないでしょ。」
「ああ、公立中学でも地域によってかなりの学力格差が有るからね。
その推薦で合格した子も中学では学年トップクラス、オール五だったのかもな。」
「うん、そうみたい、中学は少し荒れ気味だったと話してたわ。」
「入試は県単位で一律の制度だから難しくは有る、まあ、絶対的に公平な制度なんて有り得ないよな。」
「そっか…、そうよね。」
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振り返りながら-05 [このブログのこと-01]

「亜紀、全小中学校に1人1台のパソコンを配置ってニュース知ってる?」
「ええ、見たわ。」
「どう思う?」
「どうなのかな、良く分からない、何か問題でも有るの?」
「有効に活用出来ない教師が少なからずいると思わないか?
物を配るだけなのか、それを活かす体制に多くの費用を充てるのかで教師の負担とその効果は大きく変わると思うんだ。」
「あっ、そうか、小学校での英語教育とか、今までのパソコン導入でも教師の負担が増えたという記事を目にした事が有るわ。
一人一台と言っても、使いこなせる子ばかりではないだろうし…、でも、個人の学力差を埋めるアイテムとして活用出来たら一気に無駄が減るとは思う。」
「当然、弊害も考えられるだろ。」
「そうね、遊びの道具に、でも遊びの中から学ぶ事も有るのでしょ?」
「まあな、だが、いじめの切っ掛けや、その道具にもなりかねないだろ。」
「そこを指導して行くだけの力量が教師に有るかどうかね。
子どもより使えない教師もいそうだし。」
「教師だからと言って特別頭の良い人ばかりでは無いからな、頭の良い子なら軽く教師の上を行きそうだよ。」
「スキルの問題ね、セキュリティ問題や維持して行く手間は計算に入っているのかしら。
十二分に活用して行くのなら、ソフトを充実させて行く必要が有るわね。」
「怪しげなサイトから情報収集して、誤った知識を身に付ける可能性も有る、そう考えると教育用データベースを充実させる必要も出て来る。」
「そうねWikipediaだって参考にはしてるけど、絶対的に正しい情報とは言い切れないのよね。」
「まあ、作る気が有るかどうか知らないが、教育用データベースでも本当に信じて良いものが構築されるかどうかは微妙な気がする。
韓国で反日教育が成り立つのなら、そこまで行かなくても、制作者の意図によって偏りが生じる可能性が有ると思わないか?」
「私情が入るってこと?」
「そうだな、ネット社会になって情報量は増えたが、その質はひどいものだ。
まあ、新聞報道の偏り、信頼性の低さを気付かせてくれる事にはなったが。」
「結局、配られたパソコンがどう使われるかなのでしょ。」
「そうだな、良い教材ソフトを活用出来れば効果的な学習が出来る、だがそのソフトの予算を考えているのだろうか。
低レベルな大臣を見せつけられたから怪しいとしか思えない。」
「導入のコストにしか目に行ってなくて、そのランニングコストを考えて無かったら、ただのバカでしょ。」
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振り返りながら-06 [このブログのこと-01]

「ねえ、『動植物園再生』から『俺達の挑戦』『チーム桜』『安藤優』『飯山美里』って、同じ世界観と言うか、繋がりが有るでしょ、少し分かりにくくない?」
「うん、それは有る。」
「どうして繋げちゃったの?」
「単純に人物設定とかが楽だからさ。
安藤優という普通では有り得ない人物を設定して行く時に、安藤隆二の息子としておけば簡単だろ。」
「つまりは手抜きって事なのね。」
「うっ、否定出来ない…。」
「『飯山美里』と『シトワイヤン』の万里登場の辺りは同じテーマだよね。」
「ああ、美里という素敵な女の子の続編を書こうかとも思ったんだ。
心の恰好良さを追求、いじめをなくす意味でさ、夢物語ばかりのこのブログでも、その気になれば挑戦出来そうなネタだと思わないか?」
「う~ん、そうね、でもどうして万里は神の如き存在に?」
「まあ『シトワイヤン』は絶望的な状況から浮かんだお話しだからね。」
「絶望的?」
「ああ、選挙の時、誰に投票して良いか分からない人は、とても多いと思うんだ。
支持政党は消去法でしか決められない、だから積極的に支持する訳ではないけど自民党とか。
総理大臣に相応しい人を思い浮かべても、消去法で安部首相、マスコミや野党は色々叩いているけど、間違って野党の党首が総理大臣になったら、日本は終わりだよ。
そして、選挙で選ばれた議員を君は信じられるか?」
「そうね、どうして大臣になったのか分からない人とか何人もやめたものね。」
「国民の多くは積極的に支持する政党や候補者を持てない状態、まあ、日本だけではないと思う。
それなら、新しい政党を作るしかないと考えて書き始めたのが『シトワイヤン』なんだ。」
「シトワイヤンって市民って意味なのよね。」
「ああ、市民革命ならぬ市民改革、左翼でも右翼でもない中道的な政党は立ち上がりにくいと思うが、まあ、夢物語だからな。
でも、どう考えても貧富の差の拡大した現代社会をバランスの取れた状態にするのは無理だという結論に、人間の本質を考えるとね。」
「そっか…。」
「そうなったら神の如き存在の登場しかないじゃないか。」
「苦しい時の神頼み?」
「宗教って何なんだという問いかけもしてみたかった。」
「バチカンのローマ…、法王から教皇という表記になった人が来日してたわね。」
「ようやく見直され始めたけど、カトリック教会の聖職者である司教に妻帯者はなれなかった。
その反動か、聖職者による児童に対する性的虐待の話は聞いたこと有るだろ?」
「あっ、キャッシーはそれに対して怒っていたとか。」
「子孫を残す事は人間の本能、動物の本能、それを禁じる宗教が歪を生じさせていた。
イスラム教だって、女性の権利を著しく害して来た。
そんな事を考えたら、宗教の在るべき姿はどうなんだろう。
利権まみれの宗教、人の欲得で動く宗教は、せいぜい争いの元になるだけじゃないのかな。
人間の力では真に平和な地球は有り得ない。
もう舞姫さましか我々を救って下さる方はいないと言う事さ。」
「でも、少し洗脳っぽいかなって。」
「価値観ってさ、色んな洗脳によって形成されていると思わないか?」
「例えば?」
「韓国では反日教育がなされている、そこには、かなりの誇張や嘘が混じってるみたいでまさしく洗脳だろ。
まあ、中国のドラマでは『オレのじいさんは、九歳にして日本人に殺された』とか笑える話が出て来たりしたそうだがね。」
「う~ん、九歳で殺された人の孫か、このブログの話より凄いかも。
でも、Wikipediaによると、洗脳は『強制力を用いて、ある人の思想や主義を、根本的に変えさせること』と有るわ、う~ん、強制力が弱い場合は洗脳とは定義されないのかな。」
「そうなのか、そうすると舞い姫さまは絶対的な能力で人を幸せな気持ちにするのだから、まさしく洗脳だな。」
「それによって幸福になれるのなら良いのかな、言葉によって洗脳される話を聞くけど、あれの強制力ってどうなのかしら…。
洗脳された本人が幸せな気分なら、そう考えると麻薬と同じということかな…。
う~ん、反日教育によって考え方を本質から逸らしているとしたら、洗脳と呼べなくても正しい事ではないわね。」
「韓国で反日を煽ってる今の大統領も幸せな老後を送れそうにない、日本ではあの鳩山ですら恥ずかしげもなく日本の国益に反する様な事を言いながらのうのうと生きているのに、韓国の歴代大統領の話は知ってる?」
「うん、亡命、暗殺、逮捕、自殺など不幸な末路を迎えた人が多いのでしょ。
でも、日本の民主党政権ってそこまで酷かったの?」
「選挙公約に掲げた事をろくに出来もせず、国の景気を悪化させたからね。」
「多少は理解してたけど…。
そういう教育を受けて来たということかしら、鳩山元首相は何らかの洗脳の結果失敗したとか?」
「さあ、どうなのかな…、洗脳か…。
まあ、私は私の腐った脳みそが本当に綺麗になるのなら、脳を洗う洗剤は選ばないのだがね。」
「じゃあ、そこのトイレ掃除用洗剤で洗って上げようか。」
「よろしくお願いします。」
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振り返りながら-07 [このブログのこと-01]

「ねえ、『シトワイヤン』ではバーチャル政党という発想が出て来たけど、現実的には無理としてもシステム的にどうなの?」
「かなり難しいとは思う、今の野党みたいに自民党のあら捜しに明け暮れている政党ならいざ知らず、まともに政策や立法を考えて行くのならね。
結局は人材だと思うんだ。」
「もし人材が揃ったら可能だということ?」
「うん、偏りのない政党、パソコンを使えない様な人をサイバーセキュリティ担当大臣に任命しない、まともな中道の政党を国民は求めていると思わないか?」
「そうよね、私も来年になったら選挙権を貰えるのだけど、少し調べただけで今の野党に入れては駄目だと思ったし、自民党もね…。」
「自民党政権で有ることが自らの利益に直結している人は支持しているだろうし、野党よりはマシという理由で投票している人がいて、政権与党となっている。
たまに野党の人が、政府のやってる事は国民の支持を得られていないとか話しているけど、それを国民の支持を得られてない人に言われてもね。
まあ、そんな現状だから、発起人に知名度と信頼性が有ればバーチャル政党は立ち上げられるし、人も集まると思う。
和馬達の様な大学生では無理だけど。
ネット上で組織を構築して行く事はお金が有れば可能、アクセスを増やす事に成功したら収入も増やせる。
バランス感覚の有る人達がスタッフとして運営し理想の政党とは、というテーマで議論したりしながら、妨害して楽しむ人の排除に成功すれば、潰れかけの政党より党員を集める事は出来ると思うよ。
頭の悪そうな人達でも政党を維持出来てるのだからさ。」
「確かに発起人が魅力的な人だったら、そして最初から正式な政党という展開ではなく、バーチャルから始めるのなら有りなのかもね。」
「組織がしっかり形作られ、どういう政党なのかを多くの人が知り納得して応援したくなる政党になれば…。
まあ、前提部分のハードルが高過ぎるのだけど。
亜紀の知り合いに知名度が有って信頼出来そうな人はいないかな?」
「リアルではね…、私自身がバーチャルな訳だし。」
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振り返りながら-08 [このブログのこと-01]

「このブログでは政治団体が幾つか結成されるけど、それだけ政治に失望してるってことかしら。」
「まあ、そういうことだね。」
「一つ目は『権じいの村』の政治団体宇宙からの新党宇宙かな?」
「そうなるね、でね、権じいの村は島崎藤村の夜明け前を意識していたりするんだ。」
「それはまた大きく出たわね、読んだことないけど文学史では重要視されていて、国語のテストに出た事も有るわ。」
「だよな、私は大人になってから本を読まなくなってしまったのだが、切っ掛けが有って珍しく読んでみた本なんだ。」
「切っ掛け?」
「ああ、中山道の馬籠宿に藤村記念館というのが有ってね、元々岐阜県の東農地方、美濃路から馬籠、妻籠の辺りは好きだったのだけど、初めて藤村記念館に行ってみようと思った時、読んでみたんだ。」
「なんか難しそうな気がするけど。」
「私もまともには読めていないよ、明治期の文章に馴染みが有る訳では無いから適当に読み流した所も少なくない、それでも凄いと思ったんだ。」
「どんなとこが?」
「幕末の話は色々書かれていて、ドラマや漫画、アニメでも取り上げられているだろ、でもほとんどが、京都や江戸と言った大きな動きの有った所が舞台だと思う。
そんな中で藤村は自分の生まれた馬籠を第一の舞台に選んだ、父親をモデルにしたという事も有るのだが、様々な事件が起きた所から遠く離れた地を舞台にして幕末を描いたんだよ。」
「へ~。」
「その頃、馬籠での大きな出来事と言えば、公武合体の一つ、孝明天皇の妹、和宮が将軍家茂に降嫁する時に通ったというぐらいで、まあ行列の規模が半端なかったそうだから、当時としてはとんでもない出来事だったのだろうけど、それぐらいなんだ。」
「和宮降嫁か…。」
「読んでみて、島崎藤村の夜明け前が日本の文学の中で重視されてる事に納得出来た。
でね、藤村記念館へ行った時、読んでおいて良かったと思ったんだ。」
「どうして?」
「登場人物のモデルが藤村の家族だと言う事が有り、記念館の展示内容を理解し易かった。
大した興味の無い人が十分とかで出て来る記念館だけど、そこで随分長い時間を過ごしてしまったよ。」
「本を読んでるかどうかで違うと言う訳なのね。」
「そんな事があって、過疎地をメインの舞台にして、そこから大きくしようと思ったんだ。
まあ、藤村とは天と塵ほどの差だけどね。」
「う~ん、夜明け前か…、読んでみようかな。」
「最近は読み易いのも出てるから、そういうのを選んでも良いと思うよ、ネットの青空文庫なら無料さ。」
「著作権が消滅した作品という事なのね、それなら途中で挫折しても…、う~ん、挫折し易いというのもどうかしら。」
「そんなに固く考える必要はない。
図書館の利用方法に最初の一ページだけ片っ端から読んでみるという方法が有る。
一ページだけ読んだ中で気に入ったのを読み進めれば良いのさ。」
「あっ、そうか、まずは『木曾路はすべて山の中である』の続きを読んでみるね。」
「うん、面白くなかったら、ストレスを感じる前に読むのを止めてしまえば良いんだよ。」



関連
『妻籠宿』と『馬籠宿から』など
https://dustation.blog.ss-blog.jp/archive/c2306012667-1
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振り返りながら-09 [このブログのこと-01]

「このブログでは組織が大きくなって行くと、政党を結成するというのが基本的な流れなの?」
「そうだね、社会問題と向き合いつつ組織を拡大したら、必然的に政治を意識することになると思わないか。
まあ、適当なお話だから簡単に政権を握ってしまうのだが。」
「苦労話を想像するのが面倒だったのでしょ。」
「まあ、そんなとこ、魅力的な登場人物ばかりだから有権者は一票入れたくなるのさ。
それが現実だとね…、落選させたくなる人がやたら目に付いて、まともな人は政治家を目指さないのではないかと思ってしまうよ。
結局、一票入れて貰うために有権者受けする話の出来る人が当選する訳だろ。
政治家としての資質なんて二の次になっていると思えてね。
政府に反対はするけど、自分達の案を国民に示す事すら出来ない野党の党員にも票が入るシステムだからな。」
「民主主義の限界?」
「バックを持たない全くの無名、そんな二人の新人候補がいたとする、ものすごく能力は高いが弁舌軽やかとは言えない人と、殆ど無能レベルだけど尤もらしい事を適当に話せる美形の候補者、さて当選するのはどっち?」
「良く調べれば、能力の高い人になる筈よね。」
「良く調べる人がどれだけいると思う?」
「そうね…。」
「ほぼ確実に美形の候補者が当選すると思うし、選挙なんてそんなものなんだ。
実際には、所属政党や所属団体の力が関係したりして単純ではないが、亜紀は恰好良い男性候補者から、にっこり笑って一票願いしますねと言われたら入れちゃうだろ。」
「う~ん、かもね。」
「それが民主主義の実態さ。」
「だから、大銀河帝国では女王様ということに?」
「本当に力の有る立派な人が国王になったら、少なくともその人の在位中は国が安泰、問題はその後
かな。
世襲だと王位継承者が無能でも国王になってしまう。
過去の王政だって、全ての王が民の事を考えていなかった訳では無いと思うんだ。
それが、十三世ともなればね。」
「政治を司る人が世襲では駄目だと思うわ。」
「今は王様がいても立憲君主制が主流だから問題ない、でもイギリスのEU離脱とか見てるとね、国民が二つに割れてしまうとどうにもならなくて。
あんな状態になってしまうのなら、王様が権力を握って決めてしまった方がマシとさえ思ってしまうよ。」
「色々な不満が高まってEU離脱を決めたら、離脱した場合の様々な問題が見えて来て、という事なのでしょ。」
「ああ、政治って難しいと思うよ。
法を改正すると、それによって利益を得る人と、不利益を被る人が出て来る場合も有る。
そんな時に、不利益を被る人を納得させる力が政治力なのかな。」
「ねえ、ここのお話では、政権を握った後の事はあまり書かれていないと思ったのだけど。」
「難しいんだよ。」
「面倒だったのね。」
「うん。」
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振り返りながら-10 [このブログのこと-01]

「ねえ、『キング』はちょっとタイプが違うお話よね。」
「ああ、SFっぽいのを目指してみたのだけど、リメイクに挑戦中なんだ。」
「リメイク?」
「同じ話を書き直してみようとね、『キング』の三回分ぐらいをまとめて修正したり、元のままだったり、目標は小説っぽく出来るかどうか。
ほとんど同じ内容になるのか、途中から変えるのかは未定なんだけど、取り敢えず明日から『KING』として再度公開の予定。
まあ『キング』と『KING』は基本同じ話なのだけどね。」
「どうして、書き直すの?」
「じっくり書き直して良くなるのか、変わらないかの実験。
二月ごろに始めて、すぐ挫折したのだけど、今回ブログを振り返り始めて再度挑戦という気持ちになった。
文才が無いから、日を置いて読み返すと分かりにくい表現や文章に気付くんだ。
気付いても直しているときりが無いし誤字脱字も放置して来たのだけど、キングは書き直してみようかとね。」
「書き直しても、下手なままという可能性が有るのでしょ。」
「ああ、充分在り得るし、悪くなる可能性も否定出来ない。
まあ、のんびり取り組みたいから『このブログのこと』と並行して発表して行こうかと。」
「そういう事なら、今は内容について、触れない方が良いわね。」
「うん。」

「SFっぽいのは短編集にも有るけど…。」
「下らないのも有るし、下手だなぁと思うのも有るが何となく残してある。」
「でさ、あの超短編って、ただの手抜きじゃないの?」
「まあ、ブログだからね。
今日は何書いたのかなって見に来た人が、想像を広げてくれないかなと思って書いたのさ。」
「う~ん、絶対手抜きだと思うわ。」
「いや、実験的作品と言ってくれ。」
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