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振り返りながら-04 [このブログのこと-01]

「中途半端な終わり方は『F組三国志』もでしょ。」
「ああ、出だしは良かったが、色々失敗した。
登場人物を増やし過ぎたし、構想に無理が有ったな。
高校生を爽やかに描きながら、学校生活が楽しくなる方法を考えてみたり、そこから組織を発展させてと思っていたが、結局、どうエンディングに持って行けば良いのか久しぶりに読み返してみても思い浮かばないんだ。」
「最後の方で急に話が広がった気がするわ。」
「う~ん、そうだな…、最近書いてたものより、途中まではじっくり書けてた気もするが、気持ち的に余裕の無くなった時期だったかな…。
何とか締めくくりを書きたい気もするのだが…。
ねえ、亜紀の高校生活はどう?」
「そうね、天才のいない普通のクラス、校則が厳しい事も無くて生徒の自主性を重んじてくれてる高校、F組みたいな訳には行かないけどそれなりに充実してるわ。」
「やはりみんな進学をプレッシャーに感じているのかな?」
「人それぞれだと思う、私は親が学歴を気にしない人だからそれ程でもないわ。」
「将来の目標とか有るの?」
「教育に興味は有るけど、現場の実態がブラックだったりするでしょ。
一応、このブログの教育に関係する部分は自分でも掘り下げてみたいと思ってるけどね。」
「嬉しいね、夢物語みたいな話が多いけど教育改革は進めて行くべきで、特に義務教育期間の無意味な授業は減らして行くべきだと思うんだ。」
「それには賛成、中学の頃、学年順位一桁の私と、やる気がなくて授業妨害する人が同じ教室で同じ教師の同じ授業を受けなければ行けないなんて無駄が多過ぎると感じてた。
参考書を見れば理解出来る事をくどくど説明する教師もいたしね。」
「高校ではどう?」
「各中学の上位者が切り取られている訳だから全然違うわ、私達を大人扱いしてくれる教師も少なくないしね。
まあ、推薦で入学した人の中には苦労してる子もいるけど。
真面目さと学力が比例するとは限らないでしょ。」
「ああ、公立中学でも地域によってかなりの学力格差が有るからね。
その推薦で合格した子も中学では学年トップクラス、オール五だったのかもな。」
「うん、そうみたい、中学は少し荒れ気味だったと話してたわ。」
「入試は県単位で一律の制度だから難しくは有る、まあ、絶対的に公平な制度なんて有り得ないよな。」
「そっか…、そうよね。」
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