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おにいとぽてち 2015 10月 ブログトップ

解説-01 [おにいとぽてち 2015 10月]

「中学の夏休みも終わり学生達も更なる調査研究、改革へと進んで行く訳ですが…。」
「おにい、何、改まってるの?」
「ぽてち、三月の終わりから書き始めて、ここまで長くなってしまった、解説の必要を感じてしまってね。」
「まともに読んでないから、さっぱり分からない…。」
「あのな、ぽてちはここの住人なんだからさ、少しは…、仕方ない基本的な所から話していくよ。」
「うん。」
「実はカテゴリーの動植物園再生-01からチーム桜-11まで続いているんだ。」
「ふ~ん、どうして途中で変わってるの?」
「簡単に言ってしまうと動植物園再生が大前提、それを基盤に発展させたチーム桜、二つの過渡期的に俺達の挑戦、まあ曖昧なものだけどね。」
「で、大前提って?」
「もしも、こういうリーダーがいて宗教的にも政治的にも偏らない大きな組織が有って、そこに優秀な人達が集まったらどうなるか、というメルヘンの世界を描きたかったのさ、でもいきなりでかい組織が出来上がってもお話しとして変だろ。」
「そうなの。」
「そういうもんなんだよ、たぶん…。」



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解説-02 [おにいとぽてち 2015 10月]

「おにい、始めの頃だけ写真が有るんだね。」
「始めは少しばかり頑張ろうとし過ぎた…、情景描写的なのも入れてとか思ったけど…、挫折した…。」
「そう言えば最近はあんまし写真撮ってないね。」
「ああ、何かカメラを持つ気力がなくなってたし…、元々社会学的論文をお話しの形で書いてみたいと考えてるから、情景描写を入れてると先へ進めないと判断したんだ。」
「正直に力不足ですと言えば?」
「否定は全く出来ない、書くの遅いし文才ないし。」
「ふむ、よろしい。」
「って、ぽてちは上から目線か…。」
「さ、次の言い訳は?」
「そ、そうだな…、個性的な人物を登場させようと思って登場させた千田夏子さんには退場願ったし…、サークルの名前を決める事が出来なかった。」
「どうして?」
「千田さんは個性が強すぎてついて行けなかった、サークル名は具体的な動植物園を舞台にしてしまったけど、あまりにもそれっぽい名称もどうかと思って…、読んで下さってる方の身近な動物園とかをイメージして頂いた方が良くないかとも思えてね。」
「一応は色々考えてたんだ。」
「まあな、お話の方はそんなサークルが正式に結成される前から始まるという感じで、動植物園の再生は真面目な大学生にとっては取っ付き易いと思ってね、ただ真面目な学生がどれだけ集まるかは実際に募集してみないと分からないし、その募集方法によっても違って来る、市が主体となって大学などが協力したとしても予測出来ないけど、有る程度の人が集まらなければお話しが進まない、まあ結構集まってくれたということに勝手に決めてだな…。」
「お話って、その点自由がきく訳なんだね。」
「そういう事だ。」

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解説-03 [おにいとぽてち 2015 10月]

「たかが学生のサークルにしては始めから活発過ぎじゃない? 結成前の段階から保育系の学部とかが動くなんて有り得ないでしょ、学長が協力してくれたりとか。」
「まあお話だから少し大きく出た方が楽しいだろ、影で動いた人物も居た訳だし…、亀田吉之助とか。
ただ問題意識を持ってる大学関係者が学生のボランティアサークルに興味を持てば、全く有り得なくもない。
ポイントの一つは単独の大学ではなく複数の大学からの参加という事なんだけどね。」
「どういう事?」
「公的なボランティアサークルでは複数の大学からの参加という事も有る、単独の大学では動きづらい事が出来たり、大学の枠を超える事で違った見方が出来るかもしれない、と考える大学関係者がいたら、もっと研究の場が活性化しないだろうかと思うんだ。
まあ大学同士が学生を取り合うライバル関係と考えてしまうと無理なんだけど、学部や大学を超えての交流は色々問題も有るのだろうが、学生の視野を広げる事に繋がるとは思う、まあ学生達にとっては出会いの場が増える事にもなるだろうしね。」
「一般企業があんなに協力してくれるものなの?」
「もちろん協力企業は多めに誇張して書いてるけど、今でも色々協力してくれてる企業は有るんだ、まあ東山動植物園の年間入場者数は二百万人を越すから宣伝効果は有るだろうしね、それと優秀な学生が集まってるという噂を流したから、そんな学生を自分達の企業に入社して貰おうという目論みも有る。」
「誰がそんな噂を流したの?」
「もちろん私だ。」
「えっ?」
「現実的に考えると規模はかなり小さくなるが、全く有り得ない話ではないと思うよ。」
「ふ~ん。」


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解説-04 [おにいとぽてち 2015 10月]

「学生達が動植物園を舞台に色々な事に取り組むんだね…。」
「色々な研究をして行く上で、机上だけでなく現場でという事も大切だと思うんだ、大学で研究している事を実際に活用してみる場として動植物園は面白そうじゃないか。」
「それぞれが自分の専門分野と関連付けていう事か…、音楽の演奏や似顔絵に現実味は有るの?」
「冬場や夏場はきついだろうけど、音大の学生でも人前で演奏する機会は多くない、でも練習と本番では得られるものが違うと言われている、似顔絵を描く事が美大生にとってプラスになるかは微妙だけど、自分達の演奏会や作品展の宣伝の場として活用する事を考えたら、充分現実的だと思わないか、寄付金集めの役に立つ訳だし。」
「そっか、実際にやってるの?」
「あまり聞いた事ないな、まぁ組織がきちんとしてないと色々問題が有るだろうね、そんな所も学生サークルが有って行政や民間企業の後ろ盾が有ったら、規模は小さくても可能性が広がると思うけど。」
「で、バイオリンを演奏するアイドル登場?」
「組織を強くする時に看板になる存在が居ると勢いがつく、マスコミの利用もそうだけど、遠藤は先々の事を考えてたという訳だね、実際にはその業界の事は全く分からないのでかなりいい加減に書いてしまったけど…。
結局は人だと思うんだ、有能な人物を見つけて、その人に合った仕事を任せる事が出来るかどうか。」
「う~ん、そう締め括られてしまうと、いい加減なのか真面目なのか微妙に胡麻化されてる気になるなぁ~。」
「もちろん適当だ。」
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解説-05 [おにいとぽてち 2015 10月]

「それにしても佐々木光一、すごい人にし過ぎじゃないの?」
「まあ世の中、スターや真のリーダーを求めてるからな。」
「天才?」
「まあ、それに近いのかな、このお話しの中で一番現実離れしている存在だ。」
「だよね。」
「やはり大きな組織には優秀なリーダーが必要だと思う、ここまでは政治も宗教も絡んでいないけど、任意の組織だと特にカリスマ的存在がね。
かなりレベルの高い人物がいないと組織がどんどん拡大して行く事は難しいとだろうな。」

「動植物園再生-07の後も動植物園での活動は続いてるんだよね。」
「もちろんさ、設定上では発足から一年も経ってない訳だからな、まあちょっと順調に行き過ぎてるとは思う、まあトラブルが面倒だったからだけど。
で、話の内容が動植物園から離れるから、俺達の挑戦へと変えた訳だ。」
「引継ぎの時期って早くない?」
「大学四年になると就職とか有るからね、上が抜ける事によって下が育つという面も有る、もちろん彼らには次なる挑戦が有る訳だからな。」
「舞台が代わっても、学生達が頑張るってお話しなんだね。」
「まあな。」
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解説-06 [おにいとぽてち 2015 10月]

「俺達の挑戦は学生とその就職先って感じなの?」
「そうだな、学生と言っても色々で、就職するまで会社で働く事の意味が分かってない人もいたりする。
入社してから現実を知って五月病になったり、すぐにやめる人もいる訳だ。」
「そりゃ、就職してみないとほんとの所は分からないよね。」
「就職はギャンブルみたいな部分が有るのかもしれない、自分に合ってればラッキーで、自分に合わない上司がいたらアンラッキーみたいなね、インターンシップ制度を上手に利用してる人もいるだろうけど、実際の所は良く分からない。
お話しの中で描いてみたのは会社体験というレベルだけど…。」

「何か学生の社長が誕生しちゃったりするね。」
「遠藤は気付いたらフルネームが分からない…、どっかで書いたかもしれないが忘れてしまった…。
彼はアイデアマンだからテレビ局関係の人達も面白がって社長に祭り上げたみたいな感覚。
安藤隆二は、美形ばかりではという事でじゃがいも社長になったけど、佐々木にも負けないハイレベルな才能の持ち主、会社設立なんて全然分からないから適当に書いてるけど、実際の所佐々木や遠藤、安藤がどの程度の資金を集める事が出来るかが大きいと思う、この辺りの前提も現実離れしてるな。」
「おにいが資金を集めようと思っても全く集まらないだろうね。」
「いや、十円ぐらいはなんとか…。」
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解説-07 [おにいとぽてち 2015 10月]

「チーム桜って結局何なの?」
「なんだろう…、巨大なサークル活動かな、宗教団体でも政治団体でもないから。」
「今一つ曖昧な気がするんだけど。」
「基本はモラリストが集まって仲間となったという感じかな、株式会社桜根関連は若干違うかもしれないけどその中核を担っている人達はモラリストだと想定しているよ。」
「その辺りもお話しの世界でしか有り得ない事でしょ。」
「残念ながら、その通りだな。」
「実現可能なのは有るの?」
「佐々木の本が沢山売れて、マスコミが大きく取り上げてくれて、アイドルが売れて、そのオリジナルグッズも沢山売れれば、桜根が規模を拡大出来るかもという感覚だから…、まあ個別で描いたアイデアの中には実現可能のも有ると思ってはいるけど、難しいだろうね。
でも、チーム桜で日本中の人が仲間になれたら、社会問題が減るだろうな。」
「ドリーマーの世界なんだね。」

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解説-08 [おにいとぽてち 2015 10月]

「そう言えば、内容的に過去に書いてた権じいの村とかと被っている部分が有るよね。」
「まあな、権じいの村は書いてて楽しかったし読み返しても…、まあ自分の作った世界に浸れて幸せな気分になれる。」
「でも最後が中途半端じゃない?」
「まあな、話しの流れから締めくくりを書こうと思った時、主人公が暗殺されるという形しか思い浮かばなくて…、結局書けなくなった、悲しくなる様なお話しは書けないんだ。」
「別に、楽しく大成功でも良かったんじゃないの?」
「現実がじゃましてくれたかな…、個人的な事だけど。
その後、締めくくりを書き直そうかとも思った事もあったけど…、よく覚えてないが、中断してしばらく後で民主党政権になったと思う。」
「それで?」
「お話しとは関係ないけど、少し民主党に期待した部分は有る、ネクストキャビネットだったかな、そんな事がマスコミに取り上げられてた、権じいの村では学生中心に次の政治基盤を作り出すべく政策研究という事もイメージしてたんだ、政権交代が一つのテーマだったから、やはり夢物語だけどね。」
「民主党、消えたね。」
「外交関係で実現不可能な事を公約に掲げていた訳だ、まともな事前調査が有ったら有り得ない事だろ、ネクストキャビネットって何だったの? 政権を取れれば何を言っても構わないのかって気になって嫌な気分になった。」
「チーム桜で政治は?」
「まあ権じいの村と基本同じになる、少しくらいはチーム桜政治部の水野君に働いて貰わないとな。」
「そんな人いたっけ?」
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解説-09 [おにいとぽてち 2015 10月]

「このお話では暴力団関係にも少し触れてるんだね。」
「組関係の事は全く分からないのだけど、中小企業が資金源として狙われるかもしれないし、チーム桜が犯罪とどう向き合うかを考えてみたんだ。」
「秘密の調査ってどうなの?」
「まあ企業調査という事は普通に行われている筈、変な企業と取引したら大きな迷惑を被りかねないからね、法に触れない範囲で調査してたら犯罪行為を見つけてしまいました、と警察に通報しても良いかと思ったのさ。」
「素人の調査ってどうかなぁ~。」
「メインはプロがやる、だから外から会社の様子を見るくらいの簡単なで探偵業法にも触れないレベル、後はこんな噂話が有りますって知ってる事を伝える程度かな。」
「その程度の調査で良いの?」
「どの程度活発に仕事をしてるのか、社員の雰囲気はどうかぐらいは掴めるんじゃないかな。
桜根の社員が資料を受け取って調べる、その補助的な役割がメインだからね。」
「その割にはシステムが大袈裟じゃない?」
「ま、後々変わって行くんだろう。
ただ、桜根が悪意有る人に利用されない様にするのは結構難しいかもしれないな。」
「う~ん、そういうものなのか…。」
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解説-10 [おにいとぽてち 2015 10月]

「中学校改革も夢物語だよね。」
「まあな、ただ行政が本気を出したら全く不可能な事ではないと思って書いたけどね。
休み時間の教室に教師以外の大人がいればいじめにくいだろうし、個人差を考えて対処すれば学校でだらだら時間を潰し、塾に無駄な金を使って無駄な時間を使っている子がもう少し充実した中学生生活を送れると思うんだ。」
「でも、無理なんでしょ。」
「まあな、いじめや不登校は増えました、でも教師は減らしますってのが現実みたいだね。」
「もう少し実現出来そうな事はないの?」
「う~ん、結局は金かな…。」
「ひょっとして、このお話の結論?」
「かもな、才能ある人と充分な資金がないと世の中良い方に向かって行かないって事かな。」

「なんか解説って書いてあるけど、解説という感じじゃなかったね。」
「ぽてち、細かい事気にするんじゃない、細かい事気にする奴は大物になれんぞ。」
「はいはい、でチーム桜は終了なの?」
「いや明日から、五年後という設定で再開だ。」
「ひゃ~、くだらない解説で五年の月日が流れてしまったのか~。」
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