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高校生バトル-33 ブログトップ

バトル-321 [高校生バトル-33]

「ねえ、テレビでは組織の詳しいとこまで説明出来なかったと言うかその必要はなかったでしょ。
 お兄さまはYouTubeチャンネルを使ってでもそこを紹介して行ったが良いと思う?」
「そうだな、余力が有るならしても良いが、これから形が変わって行く可能性は否定出来ないだろ。
 一応紹介するつもりで組織を見直し、改善出来ることが無いか考えて見ても良いと思うが、公開する必要性は然程高くないと思うよ、まだね。」
「そっか、まだ実験は始まったばかりなのかな。」
「うん、海外展開に対して、遠江本部を中心とした活動は所謂後方支援だろ、今後はもっとアルトバルなどの動きに左右されると思うんだ。
 何が起こるか分からないぞ。」
「不確定要素が多過ぎるか…。」
「うん、国内事業は大きな問題なく進んで行くと考えてるのか、雅?」
「そうね、焦らなければゆっくり拡大して行けると思う、参加者が多いからね。
 ただ、折角参加者が増えたのだからと言う声が出ていて、その辺りが現時点での不確定要素かしら?」
「新規事業を始めたいとか?」
「ええ、商業高校プレゼンバトルからの事業展開だけでは飽き足らないと言う人がいて。」
「方向性としては?」
「挑戦したい人達でチームを組み事業計画をまとめて貰うけど、プロの会社員ではないのだから学習などに支障の無い様、充分配慮することを前提にね。
 ただ、経過報告からでも内容が良ければ、準備資金などの予算を組む方向よ。」
「具体的には何か上がって来てるのか?」
「そうね、一番現実的なのはオリジナルグッズや私達のブランドかしら、物さえ良ければ多方面に良い影響を及ぼすことが出来そうでしょ。」
「かもな、高品質なら利益率を高めに設定ても売れることは、うちのグッズで証明されてる。
 ただ、高品質のオリジナルグッズは商品化が結構難しいぞ。」
「でしょうね、こちらの知名度が充分高く成れば有名メーカー、著名ブランドとのコラボとかを考えることも出来るのでしょうけど。」
「もう少し実績を上げればな。
 その前に協力を申し出て下さってる企業とのコラボはどうだ?」
「う~ん、実現出来たら面白いけど、どんな企業とどれ程の関係を築けているのか、まだ把握出来てないの、まずはコラボを前提にして探って貰うべきね。」
「雅から指示を出す?」
「そうね、場合によっては調査だけでも規模が大きくなりそうだから、企業とのコラボを考えるチームを組み検討して貰う所からのスタートかな。」
「焦らずじっくり?」
「焦りはしないけど、初動を相談するのは詩織を入れて五人だから明日にはチームメンバーの募集を始められると思うわよ。」
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バトル-322 [高校生バトル-33]

「組織が大きくなっても意思決定はスムーズと言うことかな?」
「ええ、詩織の判断だけでも良いのだけど、まだそこまで急ぐ案件はなくてね。」
「焦る必要は無いものな、で、どんな感じで判断してるの?」
「今の所、案件が出されると意思決定メンバーは詩織と違う視点を心掛けながら検討、問題点を整理した上で詩織ならどんな結論を下すかと考える。
 対立が起こることは稀で、すぐ結論に至り、そのまま指示を出すと言うパターンばかりかな。
 勿論、状況を分析し案件をまとめているスタッフの能力が高いことも関係しているのだけどね。」
「なるほどな、そのプロセスで自信の持てる結論を時間を掛けずに出せると言うのはメンバーと詩織の関係が良好だからだと思うが、メンバーは自信の存在意義を感じなくなってしまわないか?」
「今の所は大丈夫だと思うわ、メンバーの入れ替えを定期的に行っているし、新メンバーになるのは詩織とは比較的考えが違う人にしてるの。
 新メンバーが入ると少し相談時間が長くなる事も有るみたいだけど、暫くすると新人も科学的に考える癖が付くのか、話が早くなるみたいでね。」
「詩織の論理的な考え方に影響されるのかな?」
「だと思う、意思決定メンバーを経験した人達は、その後リーダーとして活躍してるのよ。
 詩織と共に作業すると数学の成績が上がる、なんて都市伝説が囁かれ始めてるしね。」
「はは、願望から生まれた都市伝説なのか、実際に成績が上がってるのか確かめてみたいものだな。」
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バトル-323 [高校生バトル-33]

「詩織、大きな話がまとまりそうだと聞いたがどうなんだ?」
「はい、少し微妙な条件が付きましたが株式会社SHIORIの国内事業展開にとてもプラスになると思います、大企業が関連会社を含めて協力して下さいますので。」
「微妙な条件って?」
「私と雅のCM出演などに関する契約です。
 それなりにギャラは出ますが、企業のイメージを損なう行いはNG、当たり前のことなのですが気分的に少し窮屈だと、雅が。」
「契約内容は全部見たのか?」
「今回は三年契約ですので、しっかり読みました。
 文面に問題はないと弁護士から言われましたが、書面として残しておくことの意味を考えさせられましたね。」
「特に問題行動を起こさなければ、ただの紙切れだろ。」
「でも何かしでかした時には法的に大きな影響力を発揮します。」
「口約束では証拠にならないし、ギャラには契約書に書かれてことを守ることに対する対価も含まれているからな。」
「ですね、ギャラは新規事業に予算が掛かっても安心して進められられる額になっています。」
「それを条件に株式会社SHIORIと結ぶ契約とは?」
「メインは高校生の職業実習、今は高校生でも将来は重要な顧客や社員になる可能性が有りますので、企業側は高校生との良好な関係を築いて行きたいと考えています。」
「なるほど経営陣は先を見越しているのだね。」
「はい、今回の契約は目先の利益に囚われたものではなく、先を見据えた契約です。
 私達としても高校生大学生がスムーズに就職し無理なく馴染める環境を整えて行きたいと考えていまして、先を見据えた職業実習プログラムと考えています。
 プログラム自体は金銭的な利益の発生するものでは有りませんが、活動を通して生み出される価値は小さなものでは無いと。」
「大企業と組めば、株式会社SHIORIはより大きなものを生み出せそうだね。」
「ええ、大企業と良好な関係を築くことに成功したら、その力を借りて地方の中小企業を盛り立てて行きたいです。」
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バトル-324 [高校生バトル-33]

「雅、記者会見で着る服を迷ってたそうだが決まったのか?」
「うん、私が清楚系にすると場が落ち着き過ぎるかとも思ったのだけど、今回の会見内容を踏まえ詩織に合わせた清楚系双子コーデでお願いしたわ。」
「雅ちゃんの子育て奮闘記では動き易い服装ばかりで、そのイメージが定着している、それを打ち破っておくのは悪くないと思うよ。」
「でも問題は、服装では無く会見の中身よね。」
「中身と言っても、企業のイメージキャラクターとしてCMに出演して行く話と、高校生の職業体験プロジェクトの本格スタート、アルバイト奨学生制度の発表だろ。」
「うん、でも、その他に何をアピールして行くかを相談してる所なの。
 質問を受け付けた所で同じ様な質問しか期待出来ない、それなら記事に添え易い話題を提供した方がマシと言う事でね。」
「ネタとしては海外展開とかで良いのではないのか?」
「そこはアルトバル方面に向けた詩織中心のCMを撮影する予定が有ってね、海外展開に関してはその発表に合わせて欲しいと言われているのよ。」
「さすがに大企業は抜け目ないね、詩織を利用して輸出を伸ばす目論見も有ったのか。」
「調査に抜かりはないみたい、でも、利益が伸びたら私達の活動への援助もと考えていて下さるのよ。」
「当たり前と言えなくもないが、そこを無視する企業も有るからな。」
「私達の海外展開に援助することも、そのままPR効果を考えてのことだと正直に話して下さったのは、私達がそれに対して気にすることの無い様にと言う配慮でしょ?」
「だろうな。」
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バトル-325 [高校生バトル-33]

「お兄さま、大企業とのタイアップが確定し活動を広げられる目途が立ちましたので、高校生バトルの社会貢献部門を株式会社SHIORIに移行して一括管理と言うのは如何でしょう。」
「そうだな、高校生バトルも学習系は遠江大学の協力が加わり充実してるし、ダンスや歌唱部門も盛り上がってるが社会貢献を目指す取り組みはイマイチ、詩織が先頭に立ちボランティア社員が各地で核となってくれたら、もう少し充実した活動が出来るかも知れないね。」
「高校は学習の場なので仕方ないのですが、基本的に受け身で生産性の無いことをしています。
 ですが、高校生がもっと社会参加し社会の一員として活動することでより充実した生活を送れたら。
 商業高校の人達は私達の活動に対し明るく生き生きと取り組んでくれていますが、その感覚を他の高校生にも経験して欲しいと思うのです。」
「そうだな、学校の偏差値とかに関係なくバトルして欲しいね、具体的な案は有るのか?」
「今取り組んでいる地方の活性化などを前面に出し、参加し易い体制と頑張れば取れる賞をそれなりに価値あるものにして行くことでバトルを楽しんで頂きたいと考えています。
 賞は自己申告制でも良いですね。」
「こんな成果を上げたのだから賞を下さいって感じかな?」
「はい、賞品賞金に関してはこれから検討して行くことになります。
 参加は学校単位でも部活単位、地域単位でも可能にし、内容も幅広くして身近な社会問題に取り組んで貰い、今までSHIORIで取り組んで来たことと合わせて効率アップも考えたいです。」
「そうだな、次郎兄さん達とも相談しようか。」
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バトル-326 [高校生バトル-33]

「…、次郎兄さま、如何でしょうか?」
「高校生バトルの内、社会問題に関連することを株式会社SHIORIの事業と一本化してリニューアルと言うことか、詩織、悪くないと思うよ、遠江大学の関係者も含まれるのだろ。
 今、動いてる各地の企画も高校生バトルの一環として整理し賞の対象にして行くのだな。」
「はい、高校生が主体的に活動している社会福祉などに関する企画を登録して頂き、場合によっては支援出来たらと思います。
 各支社を地域活性化の拠点として、支社同士が競い合うことも念頭に置いています。」
「ボランティアではない正社員を増やす必要が出て来そうだが、その為の余力は有るのか?」
「営利部門の強化によって可能だと考えていますが、雇用の場を確保すると言う意味合いも有りますので積極的に行きたいです。」
「三郎の会社が遠江王国で成功出来た様に、それぞれの支社が社会問題と向き合えれば良いのだが、ボランティア社員の力で何とかなればな。」
「ボランティア社員の想いはそれぞれですし、力的な偏りが有りますが、地域の活性化を目標に頑張ってるチームは幾つも有ります。」
「全国規模のバトルとして知名度を上げたい所だが何か策は有るのか?」
「今まで福祉系のバトルはバトル的要素が弱かったと思うのですが、活動を数値化することでバトルとしても面白く出来ないかと考えています。
 公正な数値化は難しいですがお遊びと考えて貰えたらと。」
「活動内容の数値化か…、確かに難しそうだが、そっちも盛り上げて行きたいね。
 企業活動も数値化して行けば今までとは違った指針が見つかるかも知れないな。
 う~ん…、数値化は参加者の考えを盛り込んで行けば皆が納得行く物になって行くと思うよ。」
「考え抜いた技を使って成果を上げ逆転が起こったりすると面白くなるのですが、そんなルールを決めるのは簡単ではなさそうです。」
「そうだね、数学バトルの様に結果が明白だとルールも簡単に出来るが、まあ、単純な数値で順位を付けたものと様々な要素を加味した順位と二つ有って良いし、順位を付ける部門を多めにすれば賞を貰えるチームを増やすことが出来る。
 まあ、盛り上がるかどうかは演出で決まると思うから、そこは相談して行こう。」
「はい、お願いします。」
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バトル-327 [高校生バトル-33]

「詩織、高校生バトルの再編は進んでいるのか?」
「はい、皆さん賛成して下さいましたので私達に関係する活動を統合した上でのリニューアルに向け、多くの方々が動き始めて下さっています。」
「詩織が一声掛けるだけで大きな動きになるのだな。」
「そんな感じでは有りませんよ、問題意識は共有して来ましたので、それを良い方向に向けようと皆さんが考えて下さっているのです。
 今後は考え、決めていかなくてはならないことが多くて大変なのですが。」
「だろうな、名称も高校生バトルではアピールしにくいだろ。」
「ええ、正式名称は高校生バトル地域対抗地域活性化バトルとか、でも何か愛称の様な親しみ易いものでアピール出来ないかと検討しています。」
「地域対抗は県別に?」
「いえ、県単位では広過ぎますので、駿河、信濃と言った昔の令制国を元にする方向で調整しています。
 同じ愛知県でも三河と尾張では感覚的に違うと言う声が出てから、同じ様な話が各地から多数寄せられましてね。
 それでも地域活性化を目指すエリアとしては広過ぎると言う意見も有り、別で市町村別のバトルを並行して展開して行く案も出ています。」
「注目を集めることに成功すれば何でも有りになるのだけどな。
 バトルの名称が決まったらスタートか?」
「その前にルールを確定する必要が有ります。
 今、様々な社会活動を社会貢献と言う視点からの数値化を試みていますが結構難しくて、暫定的にスタートさせてから状況を見て改正して行くことになるかも知れません。」
「数値化は難しそうだな、まあ、参加者は目的、目標を見据えてくれているだろうから問題ないだろうが、観客として見てくれる人達が納得出来ないとな。」
「そこが問題なのです、見ているだけでも面白いバトルにしないと…。」
「その為の演出は考えてるの?」
「各チームのリーダーは色々な意味で魅力的な人にお願い出来たらと相談しています。」
「容姿を強調するとか?」
「容姿だけで判断されると言うのは残念だと思いますが、それも武器になるので有ればと考えています。
 でも、外見の素敵な人には内面も魅力的な人が少なからずいますし、内面的な魅力を輝かせている人は外見も良い方向に変わって行くとか。」
「人ととしての魅力は内面から滲み出て来るものかもな。」
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バトル-328 [高校生バトル-33]

「お兄さま、町おこしを国おこしと変え古い国名でのバトルにしたことで、地方活性化バトルは良い感じでスタート出来そうよ。」
「国おこしバトルは雅がイメージキャラクターとして盛り立てて行くのだったね。」
「ええ、一本目の動画ではルール説明とエントリーチームの紹介をして行くのだけど、エントリーしてくれたチームの幾つかは私達の考えを理解してくれ、チームのシンボルとして姫や殿を立ててくれてね。
 伊予や陸奥のお姫さまが可愛かったり、加賀や筑後の殿さまが凛々しいだけでなく、美濃の城主と言う設定で男装してる女性が恰好良かったりとね、そこに物語を作って行けば面白くなると思うの。」
「政略結婚とか?」
「何を起こすのかはこれからだけど、早速、協力し合いながら地域の活性化を目指す企画も出始めてるのよ。
 歴史的な背景を利用するのには限度が有るけど新しい歴史を作っていくのなら何でも有りだとかでね。」
「ルール設定では活動結果の数値化に苦労してると聞いたがルールは確定したのか?」
「そこはルールを完成させて行くバトルにしたの、参加チームがより公平に戦えるルールを完成させるべく、暫定ルールの欠点を見つけたり改善策でのバトルが始まってるのよ。
 参加チームは暫定ルールを受け入れてくれてるし、そもそもの目的が何なのかを理解しての参加だからね。」
「単独で行っていても地方の活性化は難しいものな、この企画が都会に住む人達にも刺されば良いのだけど。」
「そこは演出の力、何とか見てるだけでも面白いイベントとして成立させたいわ。」
「案は有るのか?」
「まあ、試行錯誤をして行くことになると思うけど、チーム詩織から出て来てる案は試してみたいかな。
 反響が弱くても赤字にはならなさそうだからね。」
 
 
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バトル-329 [高校生バトル-33]

「詩織、各地の名産特産を集めた楽々市の手応えはどうだ?」
「五会場全てで売り切れ続出、事前にYouTubeチャンネルでドラマ仕立ての番組を作成し宣伝した効果だと思います。
 その番組に関連性を持たせて行われた各会場のイベントライブ配信も楽しんで貰えました。」
「事前の準備が良かったのかな?」
「はい、私達の考えをしっかり分かってくれた五チームが協力し合いながら競い合うを実践、これから売上などを集計して順位を付けて行きますが、ライブ映像を見てると順位は気にしてないみたいです。
 しっかり盛り上がっていましたので、国おこしの起爆剤として楽々市は成功です。」
「各地の姫や殿も活躍したみたいだね。」
「各国のシンボル的存在にファンが増え始めてるのは、雅の戦略が成功したからだと思います。
 衣装代を雅が出す代わりに五か国統一感の有る衣装に出来ました。
 そこに方言を少し入れてと言う演出が戦国時代を想定した五か国の雰囲気を盛り上げ、五つのドラマが並行して繰り広げられるとの期待感を生み出しています。」
「五か国とも仮設会場に多くの人が集まってくれたのはその効果が大きかったのだろうな。」
「はい、事前に五か国の商品紹介をしたのも良かったかと。
 次回までに宣伝ドラマが進行して行きますので次もきっと盛り上がるでしょう。
 今回の優勝チームメンバーが最下位のチームを訪れて歓待を受けると言うイベントも考えていますので。」
「最下位の罰ゲーム的な?」
「優勝チームからの応援です、ゲスト出演で最下位チームを盛り立ててくれます。」
「手を取り合って地方の活性化を目指す姿勢が出来上がってるとか?」
「ええ、各チームにはうちのボランティア社員が参加していて社の方針を浸透させてくれています。
 今回の利益を資金として新たな雇用を生みだし、各地の魅力アップに繋げて行こうと、今回には間に合わなかったチームもライブ映像を見て刺激を受けていると思います。」
「参加チームが増えると雅の負担する衣装代も増えて行くのかな?」
「衣装代は素早く動いてくれたチームへのお礼を兼ねていますので、雅が負担するのは次回から楽々市に参加の二チームを含めた七チームまでです。
 思い切った動きが出来なくては地方の活性化は進まないと思いませんか?」
「それは有るだろうな、町おこしが上手く行かなかった事例を見てみると企画も運営も中途半端なんだ。
 今回の五チームは株式会社SHIORIの後押しも有って思い切って動けたのだろう。」
「その辺りのことを出遅れてチームにも分かって貰いたいのですが、結局はリーダーの力量ではないかと感じています。
 美濃国を引っ張ってる男装の女性リーダーは容姿だけでなく人物的にも魅力的で家臣を増殖させているのですよ。」
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バトル-330 [高校生バトル-33]

「問題は楽々市からどれだけ各地域で広げられるかなのよね。」
「雅、楽々市に参加してるチームは先々も見通してはいるのだろ?」
「うん、でも楽々市を発展させられたらと言う構想は有っても不確定要素が多過ぎてね。
 一部を除いた日本中で人口が減ってるのが現実なのよ。」
「人口が少なくてもそこに住む人達が充実した日常を過ごせていれば良いとも思うが。」
「でも、若い人が流出して行くのは寂しいそうでね、そこを活動の柱にしたいと言う人もいるの。」
「遠江王国みたいな再開発は簡単には出来ないからな。」
「大企業が絡まないと難しいのかしら。」
「そうだな株式会社SHIORIが後押ししている中小企業では企業城下町を作る所までには至りそうにないな。」
「中小企業でも労働条件が良ければと思うのだけど。」
「その辺りのことも楽々市チームは考えているのかな?」
「仮設では無く常設の店を立ち上げたいのだけど売り上げが安定しないと難しいと言うことで、関連地域の特産品に加え、私達のグッズや楽々市のグッズを充実させられないかって相談はしてるけど、まだ足りないみたい。」
「都市部に比べたら圧倒的に消費者が少ないからな、観光客を呼び込めれば良いのだが。」
「楽々市関連ドラマで新しい聖地を開拓して行けたらとは考えているけど、どこまで呼び込めるかは不透明なのよ。」
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