落ち葉の季節が終わり-02

　以前この看板について取り上げた時は数の多さに気を取られていましたが、書かれている文言にも大きな問題が有ると感じています。
　犬の散歩をしている人にこういった看板の話をした所、中流遊歩道辺りで糞を目にすることが多かったそうです。
　中流遊歩道の掃除をして来たのはうちの親も含めお年寄りばかりでしたので、甘えとかお年寄りならと思いマナー違反をする人がいたのではと考えていたですが、『みんなで監視』の文言が人にどんな影響を与えるのかを考えると…。
　社会学的見地から、公共の場のトイレでは『何時も綺麗に使って下さり有難う御座います』的な掲示が一般的になり、実際、以前より綺麗に使われていると感じています。
　マナーを守って欲しいと啓蒙する意味で立てられた看板が、実はマナー違反を誘引して来た可能性が大きいかもと思うのです。
　『皆で監視』の文字に気を悪くした犬の飼い主が、誰にも見られて無いことを確認してマナー違反とか有り得るのでは無いでしょうか。
　正解はトイレ同様『公園を何時も綺麗に利用して下さり有難う御座います』と言った看板だと思うのですが、それ以前にこう言った看板の必要は無いと思うのです。
　看板一つでマナーを守ろうと思う様な人が居るとは思えません。
　単に、土木事務所として出来る対策として立てざるを得ない経緯が有ったのでしょうが…。

　土木事務所サイドは全部撤去は出来ないと言ってるのですが、ならば市会議員の事務所か市長の事務所に話を持ち掛けてみた方が早いかと思い始めていまして。
　公園の美観を損ねている看板を撤去したらどうなるのかを調べる、社会学的調査を提案してみたいのです。
　現名古屋市長に対して一度も一票を入れて来なかったことは内緒にして…。