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近衛予備隊-151 [高校生バトル-58]

「日本の様な国でもか…、我が国の麻薬関連犯罪はかなり抑え込まれたとは言え、やめることが出来ずに事件を起こす人が後を絶たない、大統領は子どもを麻薬から守ると宣言したが、すでに中毒になっている人のことは諦める方向だよな。」
「自業自得とは言えね…。」
「俺達の村だって転入者が持ち込んでいないとは言い切れない、村としても対策を…、子どもの喫煙問題を含めて強化すべきかもな。」
「大統領親衛隊の人と相談してみる?」
「ああ、それと遠江王国や日本国がどんな対策をしてるのかも知っておきたいね。」
「親衛隊の方は知り合いにメールを送ってみるわね。」
「ここの状況は明日にでも…、明日は高校生との交流だから、まずは高校生に聞いてみようか?」
「高校生って私達と同世代なのよね、この年頃をどう過ごすかによって将来が決まるなんて結衣が話してたけど。」
「日本では大学受験が有るからだろ、う~ん、村から大学に進学する人が出る様になって行くのかな…。」
「この先高度な知識を必要とする職業に就く人の育成も考えなくては行けないのでしょ。」
「でも、今一つ大学と言うものが良く分からないのだよな、俺達は必要を感じた知識を近衛予備隊で学んだだけでなく、マネージャー達にもお世話になって。」
「店長は社員教育の一環だと話してたわよ。」
「社員教育って幅が広いのよね、ホントに基礎的なことから高度なことまで、私達は時々大学レベルの内容だと言われながら難しい学習に取り組んで来たでしょ。」
「ホントは会社に入る前に学習して置くべきことを学ぶ為の学校、入社後の社員教育と言うことなのかしら?」
「遠江王国の高校生には色々聞いてみたいね、こんな機会、そんなに無いだろ。」
「そうね、あまり時間が無いけど質問内容をまとめておく?」
「今日頑張り過ぎるより、仲良くなって、先々メールのやりとりで教えて貰うとか。」
「じゃあ、取り敢えず子どもと犯罪みたいな話をしながら…、まあ、ジョンのファンが多いそうだから頑張ってね。」
「女の子同志の方が話し易いことも有るのではないのか?」
「メールのやり取りは私達でするから、ジョンはファンサービスしてあげて。」
「ファンサービスか…。」
「写真を撮らせてあげるだけで良いのよ。」
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