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近衛予備隊-86 [高校生バトル-51]

 住民投票は近衛隊の車を使って部落を回り投票して貰った。
 不正が無いかは各部落の代表が予備隊と共に監視、開票作業は学校の教室を借りて、やはり部落の代表が行った。
 その結果九十九%の人が賛成、住民登録は全員がしたとは思えず村人の殆どが賛成したとは考えにくいが、少なくとも意思表示をしてくれた人の中に反対は僅かしか居なかった訳だ。
 これを受けて今後の上水道と電気の工事、その順番を発表した。
 何時着工出来るかはYouTubeなどの収入次第なので、着工時期について村人にはプリンセスの都合によると伝えるに留める。
 
 その翌週には予備隊隊員試験を実施、十二歳以上の二十八名が試験を受け全員が合格となった。
 合格基準は事前に伝えて有り事前に相談の上受験して貰った結果だが、成績的にこの二十八名とその下のグループとは差が有ったので当然の結果とも言える。
 学習に対する取り組みは予備隊への憧れも関係しはっきり分かれていたのだ。
 俺は第三部隊の指揮官として彼らの教育に当たることに、その為の話し合いの中で、新兵は無給の訓練兵からスタートし、ランクアップと共に昇給して行くシステムとした。
 学習に必要なものは無償で提供する。
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