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バトル-326 [高校生バトル-33]

「…、次郎兄さま、如何でしょうか?」
「高校生バトルの内、社会問題に関連することを株式会社SHIORIの事業と一本化してリニューアルと言うことか、詩織、悪くないと思うよ、遠江大学の関係者も含まれるのだろ。
 今、動いてる各地の企画も高校生バトルの一環として整理し賞の対象にして行くのだな。」
「はい、高校生が主体的に活動している社会福祉などに関する企画を登録して頂き、場合によっては支援出来たらと思います。
 各支社を地域活性化の拠点として、支社同士が競い合うことも念頭に置いています。」
「ボランティアではない正社員を増やす必要が出て来そうだが、その為の余力は有るのか?」
「営利部門の強化によって可能だと考えていますが、雇用の場を確保すると言う意味合いも有りますので積極的に行きたいです。」
「三郎の会社が遠江王国で成功出来た様に、それぞれの支社が社会問題と向き合えれば良いのだが、ボランティア社員の力で何とかなればな。」
「ボランティア社員の想いはそれぞれですし、力的な偏りが有りますが、地域の活性化を目標に頑張ってるチームは幾つも有ります。」
「全国規模のバトルとして知名度を上げたい所だが何か策は有るのか?」
「今まで福祉系のバトルはバトル的要素が弱かったと思うのですが、活動を数値化することでバトルとしても面白く出来ないかと考えています。
 公正な数値化は難しいですがお遊びと考えて貰えたらと。」
「活動内容の数値化か…、確かに難しそうだが、そっちも盛り上げて行きたいね。
 企業活動も数値化して行けば今までとは違った指針が見つかるかも知れないな。
 う~ん…、数値化は参加者の考えを盛り込んで行けば皆が納得行く物になって行くと思うよ。」
「考え抜いた技を使って成果を上げ逆転が起こったりすると面白くなるのですが、そんなルールを決めるのは簡単ではなさそうです。」
「そうだね、数学バトルの様に結果が明白だとルールも簡単に出来るが、まあ、単純な数値で順位を付けたものと様々な要素を加味した順位と二つ有って良いし、順位を付ける部門を多めにすれば賞を貰えるチームを増やすことが出来る。
 まあ、盛り上がるかどうかは演出で決まると思うから、そこは相談して行こう。」
「はい、お願いします。」
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