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バトル-312 [高校生バトル-32]

「詩織、テレビで対談番組への出演が決まったそうだね。」
「はい、YouTubeにゲストを呼ぶことを検討していたら遠江大学の関係者が話を通して下さいまして、ゲストへのギャラが必要なくなり、逆にギャラを頂けると言うことでラッキーです。
 ただ限られた時間ですのでYouTubeに近況をまとめた動画を幾つかアップしておくことにしました。」
「興味を持った人が見てくれると良いね、テーマは決まっているの?」
「株式会社SHIORIのことになりますが、チーム詩織のことも紹介したいです。」
「チーム詩織は随分拡大してるが一つのバーチャル人格として保って行けるのか?」
「その為の案が幾つか出ていまして、中でも自分の考えとチーム詩織の考えが違っていた場合の対応が面白いです。
 二つの考えを両方正しい、もしくは両方間違っていると考えてみることで視野が広がったと言う話が出てから、皆が試していまして。
 その結果、どちらも正しいと言うことは良く有ることだと気付かされましてね。
 大同小異と言うことでしょうか。
 与党に対して反対するしか能の無い様な野党議員、少しばかりのことは妥協してでも大きな組織にすることが出来ないのに、全く考えの異なる人達とでも選挙の為なら組む、そんな人達には分からないことを、チーム詩織の脳みそ達は理解してるのです。」
「頼もしいね、中学生だけでスタートしたチーム詩織だが、大人の参加者が増え、ジェネレーションギャップを感じてるとかは無いのか?」
「ふふ、皆さん心は私と同じ高校一年生なのですよ、核となってる私ならこう考えるだろうと言うことは年齢に関係なく実践して下さっています。
 現在の最高齢は五十四歳の大学教授ですが心は中高生と何ら異なる所は無いそうで、皆さんの考えを尊重しながら経験に基づく話をして下さいます。」
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