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バトル-290 [高校生バトル-29]

「詩織、商業高校がボランティアで動き始めるのなら高校生バトルとしてバックアップして行こうか?」
「有難う御座います次郎兄さま、何か案をお持ちなのですか?」
「ああ、検討されてる案を見せて貰ったが、より内容を濃くし長く続けて貰う為のをね。」
「正直な所、私自身、話が進行した場合どうなって行くのか今一つ見えていませんので助かります、チーム詩織にも商業の専門家はいるのですが、商業高校の実習や部活動は専門外だそうで。」
「はは、高校生バトルチームはその道のプロ集団だからな。
 各チームはまずどんな活動で利益を得て行くかのプレゼン勝負なのだろ。」
「はい。」
「でね、案を見て一発勝負と言う印象を受けたのだけど、プレゼン勝負みたいな企画では何度でも挑戦出来る環境を用意することが大切だと思うんだ、諦めない心、粘り強さを参加者に持って貰う意味でね。
 収益を見込めそうなプレゼンが無かったら、合格ゼロでも構わない、その代わり再挑戦や新規挑戦を受け付ける。
 そんな事務的な手間や経費に関しては検討中なのかな?」
「はい、中高生が人数の力でこなしても良いのですが、事務全体を把握している人が一人必要とも考え、人を雇うことも考えています。
 その為の費用に充てると言う名目で、参加者にエントリー料を払って貰う案も出ています。」
「そうだね…、有りだけど少額が望ましいかな、但し、三回目の挑戦ぐらいから高くして行こう、同じ様な内容でのエントリーで気楽に回数を重ねられても、それは改善すべき点が全く理解出来ないまま、無駄の時間を使うことになるだろ。」
「ですね、参加チームがそれなりのアドバイスを受けられる体制をと考えていますので、それを次に活かせないと自ら証明する様なチームは…、二度目の挑戦で合格出来なかったチームには、その場で次回エントリー料を内容に応じて提示しても良いと思います、後一息なら安めに、問題外なら高額を提示しても良いですよね。」
「ああ、点数で評価されるより効果的かも知れないぞ。
 完全に不合格と言える金額を提示しつつ、全部一新し一から再挑戦する場合の金額も合わせて提示するのも良いだろう。」
「では、脳内に情報を広げ、高校生バトルサイドとの連絡担当を決めてから、お願いに上がると言う事で宜しいですか?」
「う~ん、メールで済ませても構わないが、高校生バトルメンバーと話したい人がいれば、そういう場を用意するよ。」
「はい、お願いします。」
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