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バトル-289 [高校生バトル-29]

「詩織、株式会社SHIORIの活動が活発になって来てると聞いたが無理はしてないか?
「王さま、チーム詩織が上手く機能していますので大丈夫ですよ。」
「詩織が最終判断を任されることも有るのだろ?」
「有りますが、私の所に来るのはどちらでも大差ないと言う理由で最終決定をしずらい案件、くじで決めて良いようなレベルですので、ほぼ直感だけで判断しています。」
「そうか…、私が市長になってからそれなりの月日を経たことで、市役所の職員や市議会議員達は私の考えをより深く理解してくれるようになった、その結果、多くの案件は詩織と同じように判断で済ませることが出来る様になったと思うよ。
 勿論、慣れから来る落とし穴に落ちない様チェックを怠たっていないがね。
 難しい案件についてはチーム詩織の頭脳が充分に検討してくれてるのかな?」
「はい、少し面白いのは専門分野担当の大学生が検討した内容を一般の脳みそに公開するとたまに的を得た鋭い質問が返って来ることが有るそうで、大学生が全く素人の中高生からの質問を元に案を練り直すことが有るのです。
 そんな中高生の意見をも真摯に受け止める大学生の方々は中高生の信頼が厚いのですよ。」
「専門用語も出て来るだろうし、それが英語なのだから中高生にとっては大変ではないのか?」
「それすらも面白がれるメンバーなのです。」
「あっ、そうか、詩織がそうだから、詩織なら、と常々考えてる連中は自然に。」
「はい、多くの脳みそが集まってのバーチャル詩織なのだから、個人的に無理する必要は皆無、みんなバランス感覚と言う言葉を忘れない様に心がけてくれてます。」
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