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バトル-189 [高校生バトル-19]

「三郎、高校生部会は児童憲章に書かれている、夢の世界実現を目標にしたのね。」
「うん、今までの方針を再確認し活動を強化して行こうと言う話しになり、第一回独立宣言に合わせて活動報告が出来る様にと考えてる。
 春子姉さん、これからは目に見える結果を出せる様、動いて行くよ、試行錯誤しながらでもね。」
「高校生部会としては具体的にどんな活動を考えてるの?」
「これまで会社と共に一部要支援家庭に対して実験的に進めて来たサポートを、全ての要支援家庭に広げる形でサポートチームを構築。
 特に子どもに関しては児童憲章の文面を素直に受け止め、ワンランク上の支援として日々の食事や衣服の提供、カウンセリングをして行く。
 その親に対しても自力で頑張れではなく全ての面で必要な手助けを、一家庭のサポートに対して百人ぐらいが平気で関わる様な体制にして行きたいかな。」
「一部のボランティアに負担が集中することを避ける狙いなのね、ただ、組織として動くのもそれはそれで大変だと思うのだけど。」
「今の段階では情報を共有し、支援出来る人が支援をしながら、よりベターな体制造りをと考えてる。
 理想は子ども達が地域の人達に見守られながら成長、要支援家庭の子だけでなくね。
 子ども達も地域社会の一員として、多くの大人が気に掛ける様な社会の実現を目指して、難しいことだとは思うけど、我が国では、それを理解して動いてくれてる人は少なくないでしょ。」
「随分変わったよね、地域社会の為に働くことを厭わない人がホントに増えたと思う。
 それが当たり前になって来てるから出来ることなのよね。」
「昔の村落共同体、その良い所だけを復活させてみようと取り組みが、未来型都市国家造りに向けてのことだと話した時は議論百出だったけど。」
「だったわね。」

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