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バトル-182 [高校生バトル-19]

「お兄さま独立度が変わって行くと言う事は憲法も改正して行くのですか?」
「そうなるね、定期的に見直され改正して行くことも条文に盛り込んで行く、特殊な王国のお特殊な憲法だからな。」
「憲法がそんなに改正さても良いのですか、国の基本法ですよね。」
「景子、確かにそうなのだが社会の変化に応じて憲法だって改正して行くべきだろ、他の法律も含めてだが。
「日本国の場合はそんな動きが有っても難しそうです。」
「ああ、人口が多いからな、今回の独立運動は小回りの利く政治を意識していてね。
 今のままでは、衰退して行く一方の地方政治に刺激を与えたいんだ。
 まあ、我が国ばかりが優遇されたのでは反発も大きいから、予算面で頑張らないと行けないのだが。」
「それは上手く行きそうなのですか?」
「社会福祉関係の支出は、実質的に僕らの会社が一部の負担を始めてるだろ。
 市が支出して来た関連予算は少しずつ減りつつ有ってね。
 まあ、実際にはこれからなのだけど。」
「社会福祉の充実は我が国大きな目標ですが、他の市町村からうちへ引っ越したいと言う人は出て来ません?」
「すでに問い合わせが有るようだが、単に我が国の福祉政策を利用したいと言う人はお断りする約束になってるよ。
 そういう人を受け入れていたら、直ぐにパンクするだろ。
「ですよね。」
「ただ余裕が出来たら受け入れても良いし、周辺の市町村へ拡大出来ればと社員達は考えている。
 随分先の話になるだろうけど。」
「まずは安定した収入と言うことですか。」
「うん、市内の人達を受け入れつつ、会社の体力をつけて行かないとね。
 YouTubeだってずっと安泰な訳ではないからな。」
「何か動きが?」
「どの程度普及しているのか分からないが、広告ブロッカーなるものが登場していてね。
 あまり広がりすぎるとYouTubeコンテンツを作成するメリットが減ってしまうからな。」
「それで、自力でもスポンサーを獲得してるのですね。」
「そう言う事、テレビCMよりは安価だからね。」
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