野鳥図鑑

「亜紀、野鳥図鑑がいきなり役に立ったよ。」
「へ～作ったかいが有ったじゃない、それで写真は？」
「ちっちゃいし動き回る、私には無理だ。
　ヒヨドリは少しマシなのが撮れたからトリミングして野鳥図鑑のトップにしたけどね。
　まあ、それでもボケ気味の写真からメジロとシジュウカラが確認出来て嬉しかったよ。」
「どこで観察したの？」
「家の前で三種類。」
「家の前？」
「家の前には名古屋市の鍋屋上野浄水場から東山配水塔方向へ大きな配水管が埋められていてね、そこが散歩道として整備され天満緑道、水の小径と名付けられているんだ。
　整備される前は雀、鳩、烏、燕ぐらいしか見かけなかったのだけど、気付いたらヒヨドリをよく見かける様になり、小鳥の声を耳にする事が多くなった。
　なかなかお近づきには成れないのだけど。」
「木が有ると小鳥たちがやって来るのね。」
「ああ、ただ残念なことに庭の有る家が減りつつあってさ。」
「そうなんだ。」
「庭の有る家が取り壊され二軒三軒の家にと生まれ変わっている、とても広い庭の有った家はマンションになったよ結構な規模の。
　敷地の狭くなった新しい家には駐車スペースが有っても庭と呼べるものがなくてね。
「庭の有る家はそんなに少なくなってしまったの？」
「減りつつ有るもののまだ残ってるし公園も有る、鳥達はそんな所を餌を求めて移動してるみたいだな。
　家の前の散歩道はそんな移動ルートの一つだと思うよ。」
「それで写真は人任せの野鳥図鑑はどうなって行くの？」
「soramoyouさんが鳥さんシリーズ♪をアップされたら増えて行く.
　多くなくても野鳥の写真を名前付きでアップされてるブログオーナーさんのご協力が得られたら嬉しいのだが難しそうだからね。
　でも作業をすることによって野鳥の名前と姿が一致し始めて満足かな。
　先のことは分からないが今後は野鳥図鑑と同じ形式で植物図鑑も構築してみたいと思ってる。
　ただ、野鳥と違って多くなりそうだからその辺りをどう整理して行くのか検討中なんだ。」



図鑑の作成に協力して頂いたsoramoyouさんのそら模様part2
野鳥図鑑