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演奏旅行-15 [Lento 11,演奏旅行]

ウイーンでのオケとの演奏会初日、花組風組の席は舞台袖に和音の目に入り、客席からも見える位置に用意された。
和音にとっては精神安定剤の役割をはたすそうだ。
和音が最近良く口にするのは支えられているという言葉だ。
もし、知らない人たちばかりの前で演奏するとしたら、きっとコンクールで予選落ちしていた頃の自分になってしまうと言う和音。
そう、Harmony Worksがあって今の自分があると。

追加公演も含め四回の舞台はチャイコフスキーの一番以外は毎回違ったものとなる。
CD、ピアノコンチェルト集に収録予定の曲を全部演奏というわけだ。
色々なピアノコンチェルトが演奏されたが、やはりメインはチャイコフスキーの一番だ。
和音が子どもの頃から好きだったというだけあって、とても楽しそうに弾く。
満席のホールの観客達は和音たちが作り出す音楽の世界に浸りきる。
そして初日のプログラム終了。
客席全員のスタンディングオーベイション、歓声を上げる男性、涙ぐみながら拍手を送る中年の女性、立ち見のLentoスタッフやマスコミ関係者もすばらしい演奏を聴けた喜びをどう現して良いのかわからないという感じで拍手を続けている。
オーケストラのメンバーも全員立ち上がっている、それらはすべて和音に向けられたものだ。
指揮者が和音の手を取り立ち上がらせる。
観客達に向かってにっこり微笑む和音。
歓声が一段と高まる。
アンコール曲を始めないとやみそうにない拍手。

アンコールはチャイコフスキー中心に組まれた。
くるみ割り人形、白鳥の湖、もちろん真子が舞う。
観客たちの熱気はさらに上がる。

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CHROME HEARTS
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