夏休み-214

「姫はChatGPTを使っているのです？」
「ええ、まだ始めたばかりだけど、家族で試してみたら簡単だったの。」
「ChatGPTのことは聞いただけで良く分かっていないのですが、姫は活用出来そうなのですか？」
「案としてはここの様な過疎地の再生を考えて貰う為のお話を作ってみること。
　ChatGPTに、お話を書きたいのだけど登場人物の設定などを紹介すればサポートしてくれますか、と質問したら『はい、もちろんサポートします！登場人物の設定やストーリーの詳細を教えてください。それに基づいて、お手伝いできる範囲でお話を作り上げます。登場人物の名前、特徴、目標、関係性など、お話の要素についてどんな情報でもお教えください。』って、答えてくれたの。」
「へ～、そんな感じなんだ。」
「私達をモデルにしたお話ってどう？」
「面白そうですね、進んでいるのですか？」
「まだこれからよ、昨日登録したばかりだから。
　今は、登場人物の設定を考え始めてところなの。
　決まったらChatGPTに教えて行くのだけど…、ひろっちも手伝ってよ。」
「勿論手伝いますが、何をすれば？」
「登場人物のプロフィールを整理したいのだけど、まずは名前を決めないとね、私達をモデルにするけど、あくまでも架空の人物だから。」
「う～ん…、直ぐには思い付かないです…。
　姫、お気に入りの花の名を使うとかは如何です？」
「そうね…、Lilyに相当する人物はそのまま百合で良いかな。
　う～ん…絵梨は…、梨香子とか。」
「花鈴姫を花梨と置き換えると梨が被ります。」
「あえて桜子とかにしようかな。」
「姫とは少しイメージが違いますが、お話と言うことなら悪くないかも。
　大賢者と僕は？」
「竹中浩太と田中浩紀か…、あっ、私達の苗字も考えなきゃ。」
「伊藤さんはシンプルに鈴木百合でどうです？」
「そうね、絵梨は小栗から…、大桃梨香子、私は…。」
「正倉院桜子とか。」
「微妙だけど実在して無さそうで良いかも、竹中浩太は松上宗太、田中浩紀は仲田芳樹でどう？
　単なる思い付きだけど。」
「良いと思います。
　あくまでも架空の人物なのですから。」