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バトル-140 [高校生バトル-14]

「三郎、党関連で展開して行くバトルは高校生部会が主催だと聞いたが高校生限定ばかりなのか?」
「そんなことはないよ、父さん、企画は高校生バトルの延長って感じだけど党員のチームなら年齢制限なしと言う形が基本、今の所高校生限定は二市高校生部会対抗バトルぐらいなんだ。
 高校生部会が主催と言うのは、若い世代が参加し易くなると思って提案したことでね。
 党の活性化を目指すバトルだから大人にも頑張って欲しいのだけど、勢いをつけるには若手の力が必要でしょ。
 高校生部会主催と言っても大学生が大勢関わってくれてるからスタッフの問題もなくてね。」
「そう言うことか、高校生部会は広報活動を牽引してくれてる、その勢いで党勢拡大を進めて欲しいところだな。
 具体的にはどんなバトルを計画しているのだ?」
「うん、二市高校生部会対抗バトルを参考にして貰い、一対一や少ないチーム数での対抗戦を考えていてね。」
「全体ではなくバラバラに個別でということか?」
「あえてね、党内、多くのチームはそれぞれ独自に目標設定を行っているのだけど、その達成度を全体で競うとなると勝者は僅かで始めから対象外だと諦めてしまい兼ねない、でも目標が似ていてレベルの近いチームに勝負を挑むと言う形で個別にバトルを展開して行けば、バトルと言うことで互いの励みになるし沢山の勝利チームが生まれるでしょ。
 勿論、協力し合いながら競い合い高め合う、と言うことで地域間の交流にも繋げることが出来ると思うんだ。」
「なるほどな、だが対戦を申し込む相手はどうやって探すのだ?」
「各地区のチームには自分たちの目標を発表して貰う、目標を明確に示すことは目標達成の第一条件だからね、数値目標も目安としては有りだと思う。
 掃除ボランティアなら、自分から進んで参加してくれる目標人数を決め、それをクリア出来たら勝ちみたいなバトルでも良いのだからね。
 そんな目標の発表は簡単な文章でも良いしYouTubeの映像コンテンツでも良い。
 でね、その映像コンテンツでもバトルを展開して貰おうと考えていてさ。」
「映像制作に取り組んでるチームは多いが、なかなか見て貰えて無い様だな。」
「でしょ、本部サイドでレクチャーはしていても、表現がいまいちだったり宣伝が上手く出来てなかったり、だから映像コンテンツのコンテストを開催して刺激を与えようとね。
 一つは映像作品としての質で勝負、一つは紹介する内容になるけど、部門賞を沢山作って入賞チームを多くしたいかな、入賞作の入賞理由を分かり易く発表して、今後の活動や動画制作の参考にして貰えたら良いとも考えていてさ。
 これからの選挙に向け、議員候補者紹介部門でも賞を色々用意、動画による宣伝活動は今後充実させて行きたいでしょ。」
「そうだな、コンテストにすれば注目度が上がるし、良い作品に触れることでそれぞれのレベルアップも図れる。」
「審査の様子とかも映像コンテンツとして公開すれば大勢の人が見てくれるだろうから、運営費ぐらいは稼げると思うんだ。
 党に関係なく、広く映像コンテンツ作成の参考にして貰える様に工夫して行ければね。」
「三郎が絡めば予算の心配は要らなさそうだな。
 そう言うバトルなら高校生部会主催で問題ないと言うより、その方が若い感性が発揮されそうだ、三郎達のコンテンツを参考にして貰えれば、その閲覧回数が伸び、うちも儲かると言うことか。」
「うん、YouTubeの強みだね、何かで話題になる度に今までアップして来たものも閲覧して貰え、登録者が増える、映像作品を作るのには初期投資をしたし手間も掛かってるけど、利益を考えたら本当に安いものだと思うよ。
 どれだけ稼いでも、僕らの目標を考えたら使い道には困らないから、どんどん稼いで行きたいね。」
「ああ、しっかり納税し市への寄付も頼むな。」
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