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細沢すみれと柳原真子-1 [Lento 4,初秋]

Lentoの休憩室、仕事を終えた細沢すみれが真子と話している。
細沢すみれは真子の友人、Lentoへは真子が紹介した。

「私もようやく、初段になれたわ。」
「と、いうことは毎月昇給してきたのね。」
「真面目にやってたら簡単にランクアップって感じ、でもここからが勝負みたいね。」
「まぁ、初段で満足するもよし上を目指すもよし、ってことね。」
「でも、真子は別格だったんでしょ?」
「ふふ、Lentoが私に合い過ぎてたのね。」
「それにしてもプロになるなんてすごいわ。」
「まぁ和音がいたからなんだけどね、それよりフォークダンスの方どう?」
「女の子は何とかなりそうなんだけど、やっぱり男の子を集めるのは難しいわね。」
「すみれの方もか、私の方も…、じゃあいっそ男装で行く?」
「あ〜、成る程、その手があったか…。」
「う~ん、かえって受けるかも、すみれは背が高いから、男装しても似合うわよ。」
「そ、そうかな? でも、厨房の高橋くんは入ってもらっても良いよね。」
「もちろんよ、でも彼の実力はどう?」
「次回のスタッフパーティーを楽しみにしてて、ストリートダンサーがフォークダンスになじめるかどうか面白いかも、友達も一人連れてくるそうよ。」

今までLentoで踊りといえば、真子のソロだけだった、スタッフがフォークダンスを客の前で演ずるという案は今まで何度も出たのだが、客に見せるレベルで出来るかどうかで実現できずにいたのだ。
今回は真子がすみれに話を持ち掛けLentoスタッフ外でもいいから、という感じで人を集めていたのだ。

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