「ぽてち、しりとりをしよう。」
「うん、、いいよ。」
「じゃあ、ぽてちからどうぞ。」
「よっし、じゃあ、りんご。」
「りんごか月並みだなぁ~、まあいいや、ごごご、ごみの中に見つけた春。」
「何それ? る、なんだね、ルビー。」
「ビール。」
「おにい好きだもんね~、る、か地名とかでも良いでしょ?」
「いいよ。」
「じゃあ、ルクセンブルグ。」
「ぐ、かぁ~じゃあ、グル。」
「グルって、あの、グルになって悪さをするみたいな?」
「導師と書いてグルと読むこともあるかな、ぽてちどうする?」
「とにかく、る、なんだね、ルート、好きな意味でいいよ。」
「年を取る。」
「そんなのあり? しかもなんかさぁ、るばっかの様な気がしてるんですけど。」
「気のせいだ、さぁ、る、だぞ。」
「う~んと、ルール。」
「ルーレットのルール。」
「え~おにい、そんなのなしだよ~。」
「いや、有りだ、る、だぞ。」
「じゃあ、ルーレットってのは有りだよね。」
「もちろんだ、トマトを盗る。」
「またそんなの、おにい普通のしりとりやろうよ。」
「普通だと思うけどな。」
「る、る、る…。」