家を出るとすぐ猫に出会うことが多い。
隣家が猫たちの溜まり場になっているからだ。
近所の猫好きさん達が餌を与えているから、常にと言っていいほど猫がいる。
我が家はスーパーの裏に位置する。
そのスーパーの鮮魚部の人が餌を与えることもあって…、刺身とか、私より良い物を食べてる時もある。

猫の数は増えたり減ったり、今は少な目だが多いときは10匹を超えることも。
子猫が生まれると一気に増える訳だ。
それがしばらくすると減っていく。
恵まれた環境だから、そのまま居座っても良さそうなものなのだが、やはり近親交配を防ぐ本能で移動していくのだろうか。

「ぽてち、今日はエッセイ風に書き始めてみたけどどうだい?」
「ふ~ん、じゃあ、ぼくも書いてみようかな。」

おうちを出るとね、すぐ猫ちゃんたちにこんにちは~。
おとなりさんちがね、にゃんこの集会場さ。
おさかなやさんとかが、ごはんをあげてるから、おにいより良い物食べてることも多いんだよ~。

「ぽてち、微妙にパクリじゃないか?」
「え~、そうかな、おにいよりは上手に書けたろ。」