「う~ん、わしも、あちこち汚れてしまった。
ちょっと前まで、こんなんじゃなかったのに…。
少々のことは、わしの力でなんとかできたけど…。
なあ空よ、どう思う?」

「確かに陸地に近いところは特にお前の顔色が悪くなってるって気付いているよ。
でもな、汚れてるのはお前だけじゃないぞ俺もこの星の生き物を、後何年守れることか…。
この星のバランスがこんなに簡単に崩れるとは思ってもみなかったな。」

「うん、大地の奴は人間を減らすべきだって言いながら地震を起こしてるけど…。」

「ほんの100年もしない間にこの星はずいぶん痛んでしまったな、海…。」

「ああ。」