「それにしても、ぽてちって足遅いよなぁ~。」
 「え~! 余計なお世話だよ、まぁそれも昨日までのぼくさ。」
 「?。」
 「ジャ~ン! この靴どう?」
 「お~!、かっこいいじゃん!」
 「いいでしょう。」
 「はは~おみそれいたしました~。」
 「早速走ってみるね。」
 「いち、に、さん、し、いち、に、さん、し…。」
 「やっぱり遅いじゃん。」
 「これからトレーニングして速くなるの!」
 「いち、に、さん、し、いち、に、さん、し…。」
 「ぽてちがんばれよ。」
 「うんがんばるよ、いち、に、さん、し、いち、に、さん、し…。」

 「う~ん、ぽてちは所詮カメだからなぁ~、ガメラにでも…。」
 「おにいなんか言った?」
 「い、いや何でもない。」

 「ちなみに亀用の靴は売ってないと思いますので悪しからず…。」