「ねえ葉子、先崎くんのバイオリン、最近ぐっと良くなったと思わない?」
「良いわよね~、足が長くて甘いマスク~。」
「あらま、葉子のタイプだったんだ、で、バイオリンは?」
「真子、それより早く着替えを済ませて休憩室へ行きましょうよ。」
「そうねロッカールームで聞くより休憩室の方が音が良いもんね。」
「モニターで先崎くんチェックできるし。」
「はは、そういうことか。」
「もう一時間長いシフトだったら生で見れたのにな~。」