「中学の夏休みも終わり学生達も更なる調査研究、改革へと進んで行く訳ですが…。」
「おにい、何、改まってるの?」
「ぽてち、三月の終わりから書き始めて、ここまで長くなってしまった、解説の必要を感じてしまってね。」
「まともに読んでないから、さっぱり分からない…。」
「あのな、ぽてちはここの住人なんだからさ、少しは…、仕方ない基本的な所から話していくよ。」
「うん。」
「実はカテゴリーの動植物園再生-01からチーム桜-11まで続いているんだ。」
「ふ~ん、どうして途中で変わってるの?」
「簡単に言ってしまうと動植物園再生が大前提、それを基盤に発展させたチーム桜、二つの過渡期的に俺達の挑戦、まあ曖昧なものだけどね。」
「で、大前提って?」
「もしも、こういうリーダーがいて宗教的にも政治的にも偏らない大きな組織が有って、そこに優秀な人達が集まったらどうなるか、というメルヘンの世界を描きたかったのさ、でもいきなりでかい組織が出来上がってもお話しとして変だろ。」
「そうなの。」
「そういうもんなんだよ、たぶん…。」