「チューリップのね。」
「なあに、ゆみちゃん。」
「お花の中ってさ。」
「うん。」
「ちっちゃなお部屋みたい。」
「そうね。」
「誰か住んでるのかな。」
「ふふ、妖精さんがいるかも。」
「ほんと! ちょっとのぞいてみようかな。」
「はずかしがって逃げちゃうかも。」
「う~ん、じゃあそ~っと…。」