「伊勢海老を食いながら話すのもなんだけどさ。」
「うん、さすがにうまいよな、で?」
「子どもの頃さザリガニを捕って遊んでたのを想いだしてさ。」
「はは、ずいぶんスケールが違うな。」
「でもな、なんかわくわくしながら捕えてたんだよ、ザリガニ。」
「ああ、それは分る、俺も捕りにいってたからな。」
「今思えば、ずいぶんひどい捕り方もしてたけどさ。」
「あっ、ザリガニでザリガニを釣るとかだろ?」
「ああ、でも、子どもの頃、セミ捕りに行ったり、かえるを捕まえたり、そんな経験があって今の自分があるような気がしてさ。」
「そうか、自然を愛する写真家、広瀬川修平の原点はザリガニにありということだな。」
「はは。」


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