現時点で我が家の最大の問題はミシシッピーアカミミガメだ。
実は今、うちに何匹のかめがいるのか私自身把握しきれていない。
たぶん20匹ぐらいだと思っているのだが、売るつもりで増やそうとしてきたミシシッピーアカミミガメが売りづらい状況になってしまい、じわじわと増えてきている。
孵化率が低いから何とかなっているが、もしまともに孵化していたら、どんなことになっていたことか。
それにしても売れないという現状を考えると、このまま増やし続ける訳にはいかない。
では、どうするか…。
結論は出ていない。

大きくなって飼いづらくなった飼い主が、自然界へ放った個体、それが繁殖してミシシッピーアカミミガメしか見られない池も少なくないのが現状だ。

小さくてかわいいミドリガメを買ってきて飼い始める。
2年も飼い続けることができれば、死亡率は一気に下がる。
そしてオスならまだしもメスであったならば、ぐんぐん大きくなる。
ちなみに「かめ-5」で紹介した写真は実寸に近い(PC閲覧時)。
何年もしない内に、部屋の水槽で気軽に飼える大きさではなくなってしまう訳だ。
そして…。

この問題に関して、最期まで面倒をみろ、という書き込みを目にしたことがある。
しかし私の様に繁殖を目的とせず、気軽に飼い始めた人たちにとっては、当初予想しなかったサイズまで成長し、寿命30年とも言われているこのかめは重荷となっていくだろう。

ブラックバス、ブルーギル、ミシシッピーアカミミガメによって日本の自然はずいぶん変わってしまった。
これらを池に放った人の予想を遥かに超えて、否予想だにしていなかった、ということが本当のところであろうが外来種が安易に考えられてきたことの結果だ。

ミドリガメ、一年未満の死亡率はかなり高いと推測している。
だから、かめ屋も有りと思っていたのだが、実際には幼少期の死亡率の高さをはるかに上回る個体が販売されてきたのだと思う。



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