「ぽてち、三原さんち、赤ちゃんが生まれたんだって。」
「へ~、そりゃめでたいね。」
「ご夫婦長年の夢だったからな。」
「そうなんだ、名前は決まったの?」
「うん、男の子で『則』と書いて『のり』と読むんだってさ。」
「のりくんか…、何か由来でもあるの?」

「そりゃあ…、勘のするどい人はすでに気づいていると思うよ。」
「えっ…。 」