「ねえママ、お花咲いてるよ。」
「ほんと綺麗ね。」
「お顔みたい。」
「ふふ、そうね。」



「このお花はね、まあこ姉ちゃん。」



「こっちは、しょう姉ちゃん。」



「しゅんくん!」



「こっちは、はは、あやちゃんだ。」
「はは、なるほどね。」



「こっちは、さやか先生。」
「どうして?」
「幼稚園の先生たちの中で一番ちっちゃいの。」