秋山美咲-04 [F組三国志-01]
キンコンカンコ~ン♪ キンコンカンコ~ン♪
ふ~、やっと授業が終わった。
でも、今日は授業に集中出来なかったな…。
省吾のことばかり考えてしまって…。
「美咲。
美咲!」
「えっ、な、なに? 麻里子。」
「大丈夫?」
「な、何が?」
「その動揺ぶりからすると、赤澤くんのこと考えてたでしょ。」
「えっ、その…。」
「なんだ、図星か。」
「えっと、なんか、その、自分でもよく分からなくて。」
「男嫌いかと思ってたら、いきなり恋する乙女に変身、そりゃあ、分からんだろうなぁ~。」
「ど、どうしよう?」
「どうしようって、どうしたいの?」
「え~とぉ…。」
あっ、赤澤くんがこっちへ来る。
ド・キ・ド・キ・
「美咲、今日も一緒に帰らない?」
「う、うん。」
「あらま、省吾さんってそういう積極キャラだったの。」
「はは、ドキドキしながらだったけど思い切って告ったら…、そうだな開き直ったら、自分に正直になれたってとこかな。
まだ、断られた訳じゃないし。」
「ふふ、私はじゃましないわよ。」
「麻里子…。」
「遠くから生暖かく見守っていてあげるわ。」
「由香ったら…。」
断る…、そんなこと…。
朝は、なんだか恥ずかして直ぐに返事出来なかったけど…。
今日も一緒に帰れるんだ。
嬉しいけど、恥ずかしいような。
でもでも…、うわ~、私どうしちゃったのだろう。
省吾に告白されて、凄く嬉しかったのだから…、うん、しっかりしなきゃ。
もう堂々と一緒に帰ろう…。
「美咲、とりあえず秋山派はオッケイってことだね。」
「うん、でもみんな…、はぁ~、なんか今日は疲れたな~。」
「はは、ごめんよ。」
「し、省吾があやまることじゃないわ。」
「隠しておけなくてさ。」
「そうよね…、隠れてこそこそ付き合うより、ずっと良いかも、省吾、好きだよ。」
「えっ、あ、有難う。」
「ふふ。」
「ははは。」
「私たちのグループの次は河西哲平くんね。」
「ああ、そっちは俺に任せな。
すごく親しいという訳でもないけど、ちょくちょく話しはしてるから。」
「うん。」
「そうだ、今日もカフェに寄ってく?」
「良いの?」
「もちろん。」
ふ~、やっと授業が終わった。
でも、今日は授業に集中出来なかったな…。
省吾のことばかり考えてしまって…。
「美咲。
美咲!」
「えっ、な、なに? 麻里子。」
「大丈夫?」
「な、何が?」
「その動揺ぶりからすると、赤澤くんのこと考えてたでしょ。」
「えっ、その…。」
「なんだ、図星か。」
「えっと、なんか、その、自分でもよく分からなくて。」
「男嫌いかと思ってたら、いきなり恋する乙女に変身、そりゃあ、分からんだろうなぁ~。」
「ど、どうしよう?」
「どうしようって、どうしたいの?」
「え~とぉ…。」
あっ、赤澤くんがこっちへ来る。
ド・キ・ド・キ・
「美咲、今日も一緒に帰らない?」
「う、うん。」
「あらま、省吾さんってそういう積極キャラだったの。」
「はは、ドキドキしながらだったけど思い切って告ったら…、そうだな開き直ったら、自分に正直になれたってとこかな。
まだ、断られた訳じゃないし。」
「ふふ、私はじゃましないわよ。」
「麻里子…。」
「遠くから生暖かく見守っていてあげるわ。」
「由香ったら…。」
断る…、そんなこと…。
朝は、なんだか恥ずかして直ぐに返事出来なかったけど…。
今日も一緒に帰れるんだ。
嬉しいけど、恥ずかしいような。
でもでも…、うわ~、私どうしちゃったのだろう。
省吾に告白されて、凄く嬉しかったのだから…、うん、しっかりしなきゃ。
もう堂々と一緒に帰ろう…。
「美咲、とりあえず秋山派はオッケイってことだね。」
「うん、でもみんな…、はぁ~、なんか今日は疲れたな~。」
「はは、ごめんよ。」
「し、省吾があやまることじゃないわ。」
「隠しておけなくてさ。」
「そうよね…、隠れてこそこそ付き合うより、ずっと良いかも、省吾、好きだよ。」
「えっ、あ、有難う。」
「ふふ。」
「ははは。」
「私たちのグループの次は河西哲平くんね。」
「ああ、そっちは俺に任せな。
すごく親しいという訳でもないけど、ちょくちょく話しはしてるから。」
「うん。」
「そうだ、今日もカフェに寄ってく?」
「良いの?」
「もちろん。」
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