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改革-02 [シトワイヤン-29]

今回訪問の両国、関係は良好と言えないので、王子と実業家の仲は悪いのかと思っていた。
だが、社周辺の建設現場で作業員に相手国の進捗を公表して競わせてはいるものの、スタッフ達は連絡を取り合いファンクラブとしての舞姫フレンズで協力していく話が進んでいる。

「町の映像を見てると舞姫さまのヘッドスカーフを身に着けてる人が目に付きますね。」
「王国と同時発売にしたからね、王国からの映像を見て欲しくなったのでしょう。
デザイナーがヘッドスカーフなら問題ないだろうと提案してくれて、サンプルを両国のスタッフに見せたら好評だったそうなの、思い切った数を用意して正解だったわ。」
「舞姫さまの認知度はすでに高かったのだね。
あの人達は舞姫フレンズだと考えても良いのかな。」
「良いのではないですか、女性の方が受け入れ易いでしょう。
姫さまの祝福は全くの平等です、戒律によって差別されている彼女達にとって舞姫フレンズになることは自然だと思います。
時に対立して来た二つの国の国民が同じグッズを身に着けているのは嬉しいことです、舞姫フレンズは、また国境を越えましたね。」
「ここのスタッフが話してくれたのだが、お世話になった王子のスタッフとは頻繁に連絡を取り合っているそうで、国同士の関係は微妙だが、王子の改革には賛成、イスラム教そのものの改革が必要だと。
ただ急激には変えられないので、舞姫フレンズをファンクラブとして組織化しながら少しずつ人の在り方を問いて行く。
地球市民党も当分表には出せないが、我々も地球市民として平和な地球にして行きたいと話してくれたよ。」
「ファンクラブの体制はどういう形を描いておられましたか?」
「出来れば、ヘッドスカーフの工場などをこの国に置かせて欲しいと、王国でもグッズ工場の話が出ていたが、分担して製造、互いに輸出入という形にしたいとか。
舞姫フレンズ自体は言語別に展開しているから、こちらの言語でも、スタッフには他国からも参加して貰える様にして欲しいね。
内容としては、姫さまの活動を、まずは欧米抜きの日本を中心に伝えて行く。
欧米と日本ではイメージが全然違うそうでね、姫さまの祝福を感じてその差が広がったそうだ。」
「今後の事を考えたらグッズはここでも生産して行くべきだけど、従業員に優しい職場であるという条件を付けたいわね。」
「そうだな、舞姫フレンズ協力企業と名乗れる条件を満たせたら、様々な形で協力し合える様にして行きたいな。」
「そこを軸として、舞姫フレンズと全く関係の無い企業でも、協力企業として繋げて行き、巨大企業連合として世界に影響力を持って行くのね。」
「壮大な計画ですが方向性は悪くないです、初期段階で中東の企業が関係する意味は大きいと思います。」
「舞姫連合か…。」
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