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神沢祐樹-147 [高校生会議2-23]

「神沢さん、白川さん、有難う御座いました、岩崎高校生会議第ニ十三支部のイベントがここまで盛り上がったのは初めてで、本当に嬉しいです。」
「いえ、自分達ばかりが目立ってしまって、交流会の目的からずれてしまったとか有りませんか?」
「全然問題無いです、我々はオフィス白川やLENTOの活躍に、ずっと注目して来ました。
若い企業という事で就職先として考えてる仲間も多いのですよ。」
「まだ、募集を始めていませんし、安定した会社では有りませんが。」
「そこですよ、岩崎高校生会議を通し、岩崎雄太社長はチャレンジ精神を話して来られましたが、我々凡人は何にチャレンジすれば良いのかさえ…、自分だって秀才の部類に入ると自負していますが迷っていたのです。
そこにいきなり岩崎標準を越える新会社設立、岩崎が企業の固定概念を変えたと言われていたのを更に踏み込んで…、うちの支部ではオフィス白川研究部会がすでに五十名を越えているのですよ。
毎週、新たなチャレンジがスタート、それが少しずつ結果を出して行く、いえ、大きな結果も出されて、システムを通してですが神沢社長の力を強く感じています。
そんな会社で自分達もチャレンジしたいと思っているのですよ。」
「あっ、就職希望ですか?」
「はい。」
「絵美、高校生会議のリーダークラスがうちへの就職を考えて下さるのなら少し軌道修正が必要じゃないか?」
「ええ、まず採用までのプロセスを今後の事業展開とリンクさせ検討して行きたいです。
その参考に原田リーダーと、ゆっくりお話しさせて頂くお時間を取りたいのですが…、千恵、調整をお願い出来ませんか。」
「分かりました、原田さん、後ほど宜しいです?」
「は、はい…。」
「祐樹くん、ディベートタイムまでまだ少し時間が有るからゆっくりしててね。
すいません、他の皆さんは退室して頂いて宜しいですか、LENTOの二人には休息が必要ですし、着替えも有りますので。」
「あっ、すいませんでした、自分が本来気にすべき…。」
「原田さん、気になさらないで下さい、後でお願いしますね。」
「はい、お願いします…。」

「う~ん、千恵は原田さんとならお似合いかも知れないな。」
「えっ。」
「良いと思います、でも、千恵、遠距離でも構わないのですか?」
「えっ、原田さんは岩崎学園大学の柿川校に進学希望で…。」
「はは、そこまで調査済みとは、さすが千恵だな。」
「そ、そんなんじゃ…、それより着替えは…。」
「あっ、逃げた。」
「逃げましたね。」
「も~、着替えはこちらです、私も出てますから用があったら連絡して下さい。
ディベートタイムの十分前に迎えに来ます。」

「千恵が祐樹さま以外の男性にあの様な顔をするのを始めて見ました。」
「だね、少し安心したよ、さあ、着替えを済ませておこうか。」
「はい。」
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