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鳩山内閣に足りなかったもの [言いたい放題、書きかけ的]

ようやく鳩山首相が退陣し、というよりも小沢氏が一歩下がることの方が嬉しいのですが…。
とにかく国政が少しでも安定し、よい方向に向かってくれることを願うばかりです。

さて、自分はと言うと、どうやら六月二十日をもって離職となることが確定のようです。
自分で決めたとはいえ、悲しい無職生活(借金有り)が間近に迫ってきました。
仕事の条件の悪さに…、先日も一人やめたそうで、宅配業界大手Sの…、請負、みんな半分騙された様な形で始めて…、条件にばらつきがあるので、普通に続ける人もいますが、がまんして続けるか…、まぁ、やめていく人も少なからずというのが現状なんです。
愚痴っても仕方ないですけどね。

ということで、ネットが使える内に、思っていることを書き記しておきたいと思っています。
一通り書いて、もし余裕があったら、書き直すかも、ということで、とりあえず「言いたい放題、書きかけ的」というカテゴリーにしておきます。

さて、今回は「鳩山内閣に足りなかったもの」と、タイトルを付けてみました。

鳩山内閣の基地移設問題で唖然としたのは、事前に何もしていなかったということです。
ネクストキャビネット、次の内閣、とか銘打って動いていた、と聞き及んでいましたが、どれほどの事をしていたのでしょう?
結果を見れば、基地移設が実現可能かどうかの事前の調査研究が十分なされていなかったことは明白です。
政権政党になるまでは、米国の意思を確認したり出来なかったのでしょうか?
しっかりとした調査研究をするだけの人も予算もなかったのが現実としても、はたしてそれだけだったのでしょうか。

権じいの村の中で、政治団体宇宙のこととして書き上げたかったことの一つは、我が国の今日的問題点を色々な視点で捉え考え方向性を提案していく集団です。
学生だって、主婦だって参加できる会議の場、私利私欲とは無縁の人達が色々な角度から問題点を洗い出し、未来に向けて提案していく、そんな会議の場が政党内にあれば思ったのです。
そこには当然専門家も参加しますし、欠かせない存在です。
私は、政治も経済もど素人です。
しかし、昨今の政治を見ていると、今の政治家達が本当にプロであるのか疑問に思うこともしばしです。
問題を、色々な角度から見ていない、見えていないとも思います。
例えば、公務員を減らす、という発言が出てきます。
ここからは目先の歳出を減らすという意識しか伝わってきません。
この不況下、雇用の場を減らすことのマイナス効果を考えているのですか? と、問いかけたくなります。
安易な制度改革(必ずしも良くなっているとは言えない)によって公務員の仕事を増やしているにもかかわらず、減らす?
公務員を減らして、臨時的な職員を増やして補うのでしょうか。
それでは、問題となっている、派遣やパートといった非正規雇用の場をさらに拡大させることと同じなのに…、気づいていないのでしょうか。
郵政改悪で非正規雇用を増やした自民党と同じことをしようとしているのに。
高校の授業料無償化、子ども手当て、悪くはないかもしれないけど、ばらまき的で、本当にこの国を良くしようと考えているのか疑問です。
では、どうして?
国の問題というのは多岐に渡り複雑なものです、民主党は、それを僅かばかりの人物だけで決めて推し進めていこうとしていないでしょうか。
本来多面的に検討されるべき課題が、充分検討されることなく決められてしまっている、という感が有ります。
官僚政治からの脱却は大いに賛成なのですが、官僚の担ってきた重要な部分も有ります。
そのあたりの…、自民政権から脱却して、変革していこうという政治のシステムが、未完成なだけでなく、方向性も示されていないのが現状だと思います。

優秀なリーダーの条件として、部下に任せることのできる人、という考え方に私は賛成です。
部下に任せる所は任せ、最終判断と責任を自分がとるというのが優秀なリーダーの条件だと思っています。
と、いうことで、国政の多岐に渡る問題を分析し研究するそんな集団、つまり調査研究を信頼をもって任せることのできる機関が国政に必要だと思うのです。
ただし、諮問委員会というレベルでは不十分だったり偏ったりということがありがちです。
専門家を名乗っている人でも、実は机上の空論を論じているだけという人も少なくないからです。

国政の問題に関して、立場の異なる人達がそれぞれの様々な観点から分析し研究する機関があって良いと思うのです
当然、そこからは色々な意見が出てくるでしょう。
そして正反対の意見でも、どちらも理にかなっているということもあるでしょう。
その中から、どの案を押し進めるか判断していくことが政治家の役割です。
一つの目標に向かう時、同じ頂を目指していても道筋は一つとは限りません。
そして、ここでの政治家の判断が大きなポイントになります。
彼もしくは彼女が、本人にとって都合の良いことを優先するのか、日本にとって、世界にとってより良いと思われることを選択するする人なのか、そしてその判断が結果的にどうなったのか…。
どんな問題でも、すべての人が正しいと思える判断をするということは不可能に近いことでしょう。
それでも、より多くの人がその判断を支持するだけの力を持った人の判断であれば、より安定した国になっていくのではないでしょうか。

ちょっと話がそれますが、国政を左右する判断を下す時、どちらがより自分にとって有益かという価値基準で動いてきたのが、自民党政権だったと思います、国や世界にとってではなくです。
まぁ、政治には利権がつきものですから…。
民主党も同じ道をたどるのか、本当に国民の為の存在となるのか、しばらく様子を見たいとは思っています。
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すぅ〜ちん♪

歳のせいか(笑)、政治が気になってきました。
若かった時は 自分の事で精一杯でした^^;
ニュースもよく見るようになり、一大人として考えさせられます。

いつもまとめ読みで失礼いたしております<(_ _)>
by すぅ〜ちん♪ (2010-06-18 10:37) 

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