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演奏旅行-10 [Lento 11,演奏旅行]

古城での演奏会は花組の舞台で始まる。
祥子中心に全員春をイメージした振袖姿で登場。
和音は振袖での演奏とはいかないので直美が探してきた和服風の服を着て、うんと静かに宮城道雄の春の海をピアノにアレンジしたものを弾いている。
祥子が和音と、和音 with Harmony Worksの簡単な説明をしている間、他のメンバーは少しずつポーズを変え自分達をアピール、流れは真子のアドバイスと自分達で相談して決めた。
後に、この光景はアレンジを少し変えて撮り直しドイツのスポンサーがCMに使うこととなる。
そして、そのギャラはすべて花組の衣装代となっていった。

演奏一曲目は和音のソロで、滝廉太郎の荒城の月をベースに和音がアレンジした曲。
日本的な物を入れたいということで決まった。
花組メンバーは舞台の両袖で振袖姿のまま聴いている。
もちろん観客達の視線を意識しながらだ。
二曲目は故郷の春、茂根が自分の故郷の春を描いた水彩画からイメージを受けて和音が作曲した曲だ、もちろん即興的にだが。
心地よいメロディが観客達の心に届く。

会場にも飾られている茂根の水彩画はウイーンでの演奏会中に描いたクロッキーを元に仕上げたもの。
こちらに来てから茂根は絵を描いてる時間が長い。
それは和音の演奏会に花を添えたいという彼の気持ちからだ。


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